初項1、公比2、項数 $n$ の等比数列において、各項の和を $S$、積を $P$、逆数の和を $T$ とするとき、等式 $S^n = P^2T^n$ が成り立つことを証明する。
2025/5/10
1. 問題の内容
初項1、公比2、項数 の等比数列において、各項の和を 、積を 、逆数の和を とするとき、等式 が成り立つことを証明する。
2. 解き方の手順
まず、, , をそれぞれ具体的に求める。
は初項1、公比2、項数 の等比数列の和なので、
は初項1、公比2、項数 の等比数列の積なので、
は初項1、公比2、項数 の等比数列の逆数の和なので、逆数からなる等比数列は初項1、公比、項数 となる。
次に、 と をそれぞれ計算し、それらが等しいことを示す。
したがって、 が成り立つ。
3. 最終的な答え
が成り立つ。