与えられた4つの数学の問題を解く。 * 問題1:$\frac{3}{7} \div \frac{4}{21} - (-2)^3$ を計算する。 * 問題2:連立方程式 $\begin{cases} x+2y = -7 \\ ay-bx = 1 \end{cases}$ と $\begin{cases} ax-by = -11 \\ x-2y = 1 \end{cases}$ が同じ解を持つとき、$a$ と $b$ の値を求める。 * 問題3:Aの袋に2, 3, 6, 8のカード、Bの袋に3, 4, 6, 9のカードが入っている。A, Bから1枚ずつ引いたカードの積が3の倍数となる確率を求める。 * 問題4:関数 $y = ax^2$ と $y = bx + 4$ ($b > 0$) について、$x$ の変域 $-1 \le x \le 2$ のとき、$y$ の変域が同じになる。$a$ と $b$ の値を求める。

応用数学計算連立方程式確率関数のグラフ二次関数一次関数確率
2025/5/10

1. 問題の内容

与えられた4つの数学の問題を解く。
* 問題1:37÷421(2)3\frac{3}{7} \div \frac{4}{21} - (-2)^3 を計算する。
* 問題2:連立方程式 {x+2y=7aybx=1\begin{cases} x+2y = -7 \\ ay-bx = 1 \end{cases}{axby=11x2y=1\begin{cases} ax-by = -11 \\ x-2y = 1 \end{cases} が同じ解を持つとき、aabb の値を求める。
* 問題3:Aの袋に2, 3, 6, 8のカード、Bの袋に3, 4, 6, 9のカードが入っている。A, Bから1枚ずつ引いたカードの積が3の倍数となる確率を求める。
* 問題4:関数 y=ax2y = ax^2y=bx+4y = bx + 4 (b>0b > 0) について、xx の変域 1x2-1 \le x \le 2 のとき、yy の変域が同じになる。aabb の値を求める。

2. 解き方の手順

* 問題1:37÷421(2)3\frac{3}{7} \div \frac{4}{21} - (-2)^3 の計算
* 37÷421=37×214=3×34=94\frac{3}{7} \div \frac{4}{21} = \frac{3}{7} \times \frac{21}{4} = \frac{3 \times 3}{4} = \frac{9}{4}
* (2)3=8(-2)^3 = -8
* 94(8)=94+8=94+324=414\frac{9}{4} - (-8) = \frac{9}{4} + 8 = \frac{9}{4} + \frac{32}{4} = \frac{41}{4}
* 問題2:連立方程式の解
まず、第二の連立方程式からxxについて解く。
x=2y+1x=2y+1を第一の連立方程式x+2y=7x+2y=-7に代入して、2y+1+2y=72y+1+2y=-7より、4y=84y=-8となり、y=2y=-2
y=2y=-2x=2y+1x=2y+1に代入して、x=4+1=3x=-4+1=-3
よって、この連立方程式の解はx=3,y=2x=-3,y=-2
次に、x=3,y=2x=-3,y=-2を二つの連立方程式に代入して、a,bについて解く。
3a+2b=11-3a+2b=-112a+3b=1-2a+3b=1というa,bについての連立方程式が得られる。
これを解くために、まず第一の式を2倍、第二の式を3倍して、aの係数を揃える。
6a+4b=22-6a+4b=-226a+9b=3-6a+9b=3が得られる。
第二の式から第一の式を引くと、5b=255b=25。したがって、b=5b=5
b=5b=52a+3b=1-2a+3b=1に代入すると、2a+15=1-2a+15=1。したがって、2a=142a=14となり、a=7a=7
* 問題3:確率の計算
Aの袋とBの袋からカードを引く組み合わせは 4×4=164 \times 4 = 16 通り。
積が3の倍数になるのは、
(2, 3), (2, 6), (2, 9)
(3, 3), (3, 4), (3, 6), (3, 9)
(6, 3), (6, 4), (6, 6), (6, 9)
(8, 3), (8, 6), (8, 9)
の11通り。
したがって、確率は 1116\frac{11}{16}
* 問題4:関数の変域
y=ax2y = ax^2 について、xx の変域が 1x2-1 \le x \le 2 のとき、a<0a < 0 ならば yy の最大値は x=1x = -1y=ay = ax=2x = 2y=4ay = 4a なので、最小値は 4a4a となる。a>0a > 0 ならば最小値は0、x=2x=2で最大値4a4a
y=bx+4y = bx + 4 (b>0b > 0) について、xx の変域が 1x2-1 \le x \le 2 のとき、yy の最小値は x=1x = -1y=b+4y = -b + 4、最大値は x=2x = 2y=2b+4y = 2b + 4
yyの変域が同じになるということなので、a>0a>0の場合、0y4a0\leq y \leq 4ab+4y2b+4 -b+4\leq y \leq 2b+4なので、0=b+40=-b+44a=2b+44a=2b+4
よって、b=4b=44a=8+4=124a=8+4=12より、a=3a=3
a<0a<0の場合、4aya4a\leq y \leq aa<0a<0の場合の変域はb+4y2b+4 -b+4\leq y \leq 2b+4なので、b+4=4a-b+4=4a2b+4=a2b+4=a。これを解くとa=127a=\frac{12}{7}となり、a<0a<0に矛盾する。

3. 最終的な答え

* 11: 41
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