関数 $y = -2\cos2\theta + 4\sin\theta + 4$ ($0 \le \theta < 2\pi$)がある。この関数を変形し、最大値、最小値を求める。また、方程式 $-2\cos2\theta + 4\sin\theta + 4 = k$ (kは定数)の実数解 $\theta$ ($0 \le \theta < 2\pi$) の個数を、kの値によって場合分けして求める。さらに、ある条件における解の和を求める。
2025/3/20
1. 問題の内容
関数 ()がある。この関数を変形し、最大値、最小値を求める。また、方程式 (kは定数)の実数解 () の個数を、kの値によって場合分けして求める。さらに、ある条件における解の和を求める。
2. 解き方の手順
まず、 を用いて、を の式で表す。
次に、 とおくと、 であり、となる。
において、はのとき最大値をとり、のとき最小値をとる。
のとき、
のとき、
したがって、最大値は10、最小値は1となる。
次に、方程式 について、 より、
()
ここで、 であり、であることに注意する。
(i) のとき、より、。のみが条件を満たす。 より、。 よって解の個数は1個。
(ii) のとき、 を満たす解が2つ存在する。よって解の個数は2個。
(iii) のとき、。 より、。 よって解の個数は2個。
(iv) のとき、の場合と、の場合を考える。
となるは、の値に対して通常2つ存在する。しかしまたはのときは1つである。の値によって解の個数が変化する。のとき、解は2つ存在する。
(v) のとき、解は2つ存在した。
(ii) のとき、は2つの解, を持つ。
(iv) のとき、すべての解の和は、
3. 最終的な答え
ア: 4
イ: 4
ウ: 2
エオ: 10
カ: 1
キ: 1
ク: 1
ケ: 4
コ: 2
サ: 4
シ: 2
ス: (2)
セ: (5)