行列の階数は、行基本変形(掃き出し法)によって階段行列に変形したときの、0でない行の数に等しくなります。
与えられた行列 A を行基本変形によって階段行列に変形します。 まず、2行目に1行目の3倍を加えます。
1−3+3(1)1−26+3(−2)−2−16+3(−1)411+3(1)1=101−20−2−134141 次に、3行目から1行目を引きます。
101−1−20−2−(−2)−134−(−1)141−1=100−200−135140 次に、3行目に2行目の-5/3倍を加えます。
100−200−135−35×3140−35×4=100−200−13014−320 この時点で、0でない行が3行あることがわかります。従って、行列の階数は3です。