まず、与えられた二次関数を平方完成します。
\begin{align*}
y &= -2x^2 + (2a + 5)x - a \\
&= -2\left(x^2 - \frac{2a+5}{2}x\right) - a \\
&= -2\left(x - \frac{2a+5}{4}\right)^2 + 2\left(\frac{2a+5}{4}\right)^2 - a \\
&= -2\left(x - \frac{2a+5}{4}\right)^2 + \frac{(2a+5)^2}{8} - a \\
&= -2\left(x - \frac{2a+5}{4}\right)^2 + \frac{4a^2 + 20a + 25 - 8a}{8} \\
&= -2\left(x - \frac{2a+5}{4}\right)^2 + \frac{4a^2 + 12a + 25}{8}
\end{align*}
軸は x=42a+5 です。 区間 −4≤x≤1 における最大値と最小値を考えるために、軸の位置によって場合分けを行います。 軸の位置によって場合分けを行います。
(1) 42a+5<−4 のとき(2a+5<−16 より a<−221) 区間 −4≤x≤1 で f(x) は単調減少なので、最大値は f(−4)、最小値は f(1) となります。 f(−4)=−2(−4)2+(2a+5)(−4)−a=−32−8a−20−a=−9a−52 f(1)=−2(1)2+(2a+5)(1)−a=−2+2a+5−a=a+3 (2) −4≤42a+5≤1 のとき(−16≤2a+5≤4 より −221≤a≤−21) 最大値は頂点の y 座標 84a2+12a+25 となります。 最小値は、x=−4 と x=1 のうち、軸から遠い方の値となります。 (2-1) −4≤42a+5≤−23 のとき(−16≤2a+5≤−6 より −221≤a≤−211) このとき、軸は区間の中央 x=−23 より左側にあるので、f(1) が最小値となります。 最小値は f(1)=a+3 (2-2) −23<42a+5≤1 のとき(−6<2a+5≤4 より −211<a≤−21) このとき、軸は区間の中央 x=−23 より右側にあるので、f(−4) が最小値となります。 最小値は f(−4)=−9a−52 (3) 42a+5>1 のとき(2a+5>4 より a>−21) 区間 −4≤x≤1 で f(x) は単調増加なので、最大値は f(1)、最小値は f(−4) となります。 f(−4)=−2(−4)2+(2a+5)(−4)−a=−32−8a−20−a=−9a−52 f(1)=−2(1)2+(2a+5)(1)−a=−2+2a+5−a=a+3 まとめると、
\begin{itemize}
\item a<−221 のとき:最大値 −9a−52、最小値 a+3 \item −221≤a≤−211 のとき:最大値 84a2+12a+25、最小値 a+3 \item −211<a≤−21 のとき:最大値 84a2+12a+25、最小値 −9a−52 \item a>−21 のとき:最大値 a+3、最小値 −9a−52 \end{itemize}