まず、∣2x∣ と ∣x−2∣ の絶対値の中身がそれぞれ0以上になるか負になるかで場合分けをします。 2x=0 となるのは x=0 のとき、x−2=0 となるのは x=2 のときです。したがって、以下の3つの場合に分けて考えます。 このとき、2x<0 かつ x−2<0 なので、 ∣2x∣=−2x ∣x−2∣=−(x−2)=−x+2 となります。したがって、方程式は次のようになります。
−2x+(−x+2)=6 −3x+2=6 x=−34 これは x<0 を満たすので、解の1つです。 (ii) 0≤x<2 のとき このとき、2x≥0 かつ x−2<0 なので、 ∣x−2∣=−(x−2)=−x+2 となります。したがって、方程式は次のようになります。
2x+(−x+2)=6 これは 0≤x<2 を満たさないので、解ではありません。 このとき、2x≥0 かつ x−2≥0 なので、 ∣x−2∣=x−2 となります。したがって、方程式は次のようになります。
2x+(x−2)=6 これは x≥2 を満たすので、解の1つです。