赤玉6個と白玉4個が入った袋から、2個の玉を同時に取り出すとき、取り出した玉の色が同じである確率を求める問題です。

確率論・統計学確率組み合わせ事象
2025/5/11

1. 問題の内容

赤玉6個と白玉4個が入った袋から、2個の玉を同時に取り出すとき、取り出した玉の色が同じである確率を求める問題です。

2. 解き方の手順

* 袋の中に入っている玉の総数は、赤玉6個と白玉4個を合わせて10個です。
* 2個の玉を取り出す組み合わせの総数は、10C2_{10}C_2 で計算できます。10C2=10×92×1=45_{10}C_2 = \frac{10 \times 9}{2 \times 1} = 45
* 取り出した玉の色が同じであるのは、次の2つの場合です。
* 2個とも赤玉の場合:6C2=6×52×1=15_{6}C_2 = \frac{6 \times 5}{2 \times 1} = 15 通り
* 2個とも白玉の場合:4C2=4×32×1=6_{4}C_2 = \frac{4 \times 3}{2 \times 1} = 6 通り
* 取り出した玉の色が同じである組み合わせの総数は、15+6=2115 + 6 = 21 通りです。
* したがって、取り出した玉の色が同じである確率は、2145\frac{21}{45} です。
* 分数を約分すると、2145=715\frac{21}{45} = \frac{7}{15} となります。

3. 最終的な答え

715\frac{7}{15}

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