少なくとも1個が赤玉である確率は、1から2個とも白玉である確率を引いたものである。
2個とも白玉である確率を計算する。全事象は、22個から2個を取り出す組み合わせであるから 22C2 通り。2個とも白玉である組み合わせは 22−xC2 通り。 したがって、2個とも白玉である確率は 22C222−xC2 である。 少なくとも1個が赤玉である確率は、
1−22C222−xC2≥21 22C222−xC2≤21 22C2=222×21=231 22−xC2=2(22−x)(21−x) 2×231(22−x)(21−x)≤21 (22−x)(21−x)≤231 462−43x+x2≤231 x2−43x+231≤0 この2次不等式を解く。
x=243±432−4×231=243±1849−924=243±925=243±537 37≈6.08 より x≈243±5×6.08=243±30.4 x≈273.4,212.6=36.7,6.3 x2−43x+231=0 の解は x≈6.3 と x≈36.7 であり、x の範囲は 6.3≤x≤36.7 である。 ただし、x は整数であり、0≤x≤22 であるから、6.3≤x≤22。 x=7 のとき、(22−7)(21−7)=15×14=210≤231 x=6 のとき、(22−6)(21−6)=16×15=240>231 したがって、xの最小値は7である。