(1) サイコロの期待値
サイコロの目は1から6まであり、それぞれの出る確率は61です。期待値は、それぞれの目の値にその確率を掛けたものの和で求められます。 E=1×61+2×61+3×61+4×61+5×61+6×61 E=61+2+3+4+5+6=621=27=3.5 (2) 10円硬貨の期待値
2枚の硬貨を投げたとき、表の出る枚数は0枚、1枚、2枚の3通りがあります。それぞれの確率と、もらえる金額は以下のようになります。
* 2枚とも裏:確率は(21)×(21)=41、もらえる金額は0円 * 1枚が表、1枚が裏:確率は2×(21)×(21)=42=21、もらえる金額は10円 * 2枚とも表:確率は(21)×(21)=41、もらえる金額は20円 期待値は、それぞれの金額にその確率を掛けたものの和で求められます。
E=0×41+10×21+20×41 E=0+5+5=10