A店では商品を1個200円で販売しています。B店では10個までは1個210円で販売し、10個を超える分については1個170円で販売しています。A店で買うよりもB店で買う方が安くなるのは、商品が何個以上のときかを求める問題です。

代数学一次不等式文章問題価格計算
2025/5/11

1. 問題の内容

A店では商品を1個200円で販売しています。B店では10個までは1個210円で販売し、10個を超える分については1個170円で販売しています。A店で買うよりもB店で買う方が安くなるのは、商品が何個以上のときかを求める問題です。

2. 解き方の手順

まず、購入する商品の個数を xx とします。
A店で購入する場合の金額は、200x200x 円です。
B店で購入する場合を考えます。
- x10x \leq 10 のとき、金額は 210x210x 円です。
- x>10x > 10 のとき、10個までは 210×10=2100210 \times 10 = 2100 円で、10個を超える分は (x10)×170(x - 10) \times 170 円なので、金額は 2100+170(x10)2100 + 170(x - 10) 円です。
A店で買うよりB店で買う方が安くなるのは、B店の金額 < A店の金額となるときです。
x10x \leq 10 の場合は、210x<200x210x < 200x を解くと、10x<010x < 0 となり、x<0x < 0 となります。これは、x10x \leq 10 に矛盾するので、解なしとなります。
x>10x > 10 の場合は、2100+170(x10)<200x2100 + 170(x - 10) < 200x を解きます。
2100+170x1700<200x2100 + 170x - 1700 < 200x
400+170x<200x400 + 170x < 200x
400<30x400 < 30x
x>40030=403=13.333...x > \frac{400}{30} = \frac{40}{3} = 13.333...
xx は整数なので、x14x \geq 14 となります。

3. 最終的な答え

14個以上

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