与えられた4つの式を因数分解します。 (2) $x^2+14x+49$ (4) $x^2-9y^2$ (6) $x^2-5x+6$ (8) $2x^2-7xy+6y^2$

代数学因数分解二次式
2025/5/11
はい、承知いたしました。画像に示された数学の問題を解いていきます。

1. 問題の内容

与えられた4つの式を因数分解します。
(2) x2+14x+49x^2+14x+49
(4) x29y2x^2-9y^2
(6) x25x+6x^2-5x+6
(8) 2x27xy+6y22x^2-7xy+6y^2

2. 解き方の手順

(2) x2+14x+49x^2+14x+49 は、平方の公式 a2+2ab+b2=(a+b)2a^2+2ab+b^2 = (a+b)^2 を利用できます。
x2+14x+49=x2+2x7+72x^2+14x+49 = x^2 + 2\cdot x \cdot 7 + 7^2
したがって、x2+14x+49=(x+7)2x^2+14x+49 = (x+7)^2
(4) x29y2x^2-9y^2 は、差の平方の公式 a2b2=(a+b)(ab)a^2-b^2 = (a+b)(a-b) を利用できます。
x29y2=x2(3y)2x^2-9y^2 = x^2 - (3y)^2
したがって、x29y2=(x+3y)(x3y)x^2-9y^2 = (x+3y)(x-3y)
(6) x25x+6x^2-5x+6 は、因数分解 x2+(a+b)x+ab=(x+a)(x+b)x^2+(a+b)x+ab = (x+a)(x+b) を利用します。
a+b=5a+b = -5 かつ ab=6ab = 6 となる aabb を探します。
a=2a=-2b=3b=-3 が条件を満たします。
したがって、x25x+6=(x2)(x3)x^2-5x+6 = (x-2)(x-3)
(8) 2x27xy+6y22x^2-7xy+6y^2 は、たすき掛けを利用します。
2x27xy+6y2=(ax+by)(cx+dy)2x^2-7xy+6y^2 = (ax+by)(cx+dy) とすると、
ac=2ac=2, bd=6bd=6, ad+bc=7ad+bc=-7 となる a,b,c,da,b,c,d を探します。
a=2,c=1,b=3,d=2a=2, c=1, b=-3, d=-2 が条件を満たします。
(2x3y)(x2y)=2x24xy3xy+6y2=2x27xy+6y2(2x-3y)(x-2y) = 2x^2 - 4xy - 3xy + 6y^2 = 2x^2 - 7xy + 6y^2
したがって、2x27xy+6y2=(2x3y)(x2y)2x^2-7xy+6y^2 = (2x-3y)(x-2y)

3. 最終的な答え

(2) (x+7)2(x+7)^2
(4) (x+3y)(x3y)(x+3y)(x-3y)
(6) (x2)(x3)(x-2)(x-3)
(8) (2x3y)(x2y)(2x-3y)(x-2y)

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