5人の学生の60点満点の英単語テストの得点が与えられています。得点はそれぞれ30点、18点、42点、50点、56点です。このデータから、平均、分散、標準偏差を求め、標準偏差は小数第一位まで求める必要があります。

確率論・統計学平均分散標準偏差統計
2025/5/12

1. 問題の内容

5人の学生の60点満点の英単語テストの得点が与えられています。得点はそれぞれ30点、18点、42点、50点、56点です。このデータから、平均、分散、標準偏差を求め、標準偏差は小数第一位まで求める必要があります。

2. 解き方の手順

ステップ1: 平均を計算する。
平均は、すべての得点の合計を人数で割ったものです。
平均=30+18+42+50+565=1965=39.2\text{平均} = \frac{30 + 18 + 42 + 50 + 56}{5} = \frac{196}{5} = 39.2
ステップ2: 偏差を計算する。
各得点から平均を引いて偏差を求めます。
3039.2=9.230 - 39.2 = -9.2
1839.2=21.218 - 39.2 = -21.2
4239.2=2.842 - 39.2 = 2.8
5039.2=10.850 - 39.2 = 10.8
5639.2=16.856 - 39.2 = 16.8
ステップ3: 偏差の二乗を計算する。
各偏差を二乗します。
(9.2)2=84.64(-9.2)^2 = 84.64
(21.2)2=449.44(-21.2)^2 = 449.44
(2.8)2=7.84(2.8)^2 = 7.84
(10.8)2=116.64(10.8)^2 = 116.64
(16.8)2=282.24(16.8)^2 = 282.24
ステップ4: 分散を計算する。
分散は、偏差の二乗の平均です。
分散=84.64+449.44+7.84+116.64+282.245=940.85=188.16\text{分散} = \frac{84.64 + 449.44 + 7.84 + 116.64 + 282.24}{5} = \frac{940.8}{5} = 188.16
ステップ5: 標準偏差を計算する。
標準偏差は、分散の平方根です。
標準偏差=188.1613.71713.7\text{標準偏差} = \sqrt{188.16} \approx 13.717 \approx 13.7

3. 最終的な答え

平均: 39.2
分散: 188.2
標準偏差: 13.7

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