1. 問題の内容
第10項が-31、第24項が39である等差数列について、初項から第何項までの和が最も小さくなるかを求める。
2. 解き方の手順
等差数列の一般項を とする。ここで、は初項、は公差、は項の番号である。
問題文より、
この2つの式からとを求める。
2番目の式から1番目の式を引くと、
これを1番目の式に代入すると、
よって、この等差数列の一般項は である。
この数列の和が最小となるのは、負の項の和に正の項が加わり始める直前である。
となる最大の を求める。
したがって、 かつ となる。
初項から第項までの和をとする。
が負である項までの和が最小になるのは,までを足したときである。
3. 最終的な答え
第16項まで