三角形AHBについて、∠AHB=70∘である。 三角形の垂心は、各頂点から対辺へ下ろした垂線の交点である。
したがって、AHはBCに対する垂線、BHはACに対する垂線である。
そのため、∠BDA=90∘ (DはAHとBCの交点), ∠BEC=90∘ (EはBHとACの交点)が成立する。 ∠HBC=30∘なので、x+30∘=∠ABCである。 三角形の内角の和は180度なので、三角形ABHについて、
∠HAB+∠AHB+∠HBA=180∘が成り立つ。 ここで、∠AHB=70∘, ∠HBA=xであるから、 ∠HAB+70∘+x=180∘ ∠HAB=180∘−70∘−x=110∘−x ∠BAC=∠HAB+70∘=110∘−x+70∘=180∘−x 次に、三角形ABCについて考える。∠ACB=yとおく。 ∠ABC+∠BAC+∠ACB=180∘なので、 (x+30∘)+(180∘−x)+y=180∘ x+30∘+180∘−x+y=180∘ 210∘+y=180∘ y=−30∘ これはありえないため、∠AHBの位置が間違っている。点Hは三角形ABCの外部にある。 ここで、∠HBC=30∘ ∠HAC=90∘−∠C ∠HBA=90∘−∠C ∠HAC=70∘−∠HBA ∠C=90∘−30∘−x 三角形ABHの内角の和より、 ∠HBA+∠HAB+∠AHB=180∘ x+70+70=180∘ これはおかしい。
∠HBA=x ∠HAC=90−∠ACB 70=A=110−x ∠ACB+∠BAC+∠ABC=180