集合 A と B が与えられたとき、以下の文のうち正しいものをすべて選択する問題です。 a. $A \cap B$ は A と B の少なくともいずれか1つに属する要素全体の集合である。 b. $A \subset B$ とする。$B \setminus A$ は B に属すが A には属さない要素全体の集合である。 c. $\emptyset$ とは何の要素も属さない集合である。 d. $A \cup B$ は A と B の両方に属する要素全体の集合である。
2025/5/14
1. 問題の内容
集合 A と B が与えられたとき、以下の文のうち正しいものをすべて選択する問題です。
a. は A と B の少なくともいずれか1つに属する要素全体の集合である。
b. とする。 は B に属すが A には属さない要素全体の集合である。
c. とは何の要素も属さない集合である。
d. は A と B の両方に属する要素全体の集合である。
2. 解き方の手順
a. は A と B の両方に属する要素全体の集合です。A と B の少なくともいずれか1つに属する要素全体の集合は です。よって、a は誤りです。
b. は A が B の部分集合であることを意味します。 は B に属すが A には属さない要素全体の集合なので、b は正しいです。
c. は空集合を表し、何の要素も含まない集合です。よって、c は正しいです。
d. は A と B の少なくともいずれか一方に属する要素全体の集合です。A と B の両方に属する要素全体の集合は です。よって、d は誤りです。
3. 最終的な答え
b, c