大小2つのサイコロを同時に投げたとき、以下の確率を求めます。 (1) 目の和が10になる確率 (2) 目の和が3以下になる確率 (3) 2個とも奇数の目が出る確率 (4) 目の和が4または9になる確率

確率論・統計学確率サイコロ確率の計算
2025/5/14

1. 問題の内容

大小2つのサイコロを同時に投げたとき、以下の確率を求めます。
(1) 目の和が10になる確率
(2) 目の和が3以下になる確率
(3) 2個とも奇数の目が出る確率
(4) 目の和が4または9になる確率

2. 解き方の手順

(1) 目の和が10になる場合を考えます。
(4,6), (5,5), (6,4)の3通りがあります。
サイコロの目の出方は全部で 6×6=366 \times 6 = 36 通りなので、確率は 336=112\frac{3}{36} = \frac{1}{12}です。
(2) 目の和が3以下になる場合を考えます。
(1,1), (1,2), (2,1)の3通りがあります。
サイコロの目の出方は全部で 6×6=366 \times 6 = 36 通りなので、確率は 336=112\frac{3}{36} = \frac{1}{12}です。
(3) 2個とも奇数の目が出る場合を考えます。
奇数の目は1,3,5の3つです。
1つ目のサイコロが奇数である確率は 36=12\frac{3}{6} = \frac{1}{2}です。
2つ目のサイコロが奇数である確率は 36=12\frac{3}{6} = \frac{1}{2}です。
したがって、2個とも奇数である確率は 12×12=14\frac{1}{2} \times \frac{1}{2} = \frac{1}{4}です。
(4) 目の和が4になる場合と9になる場合を考えます。
目の和が4になるのは (1,3), (2,2), (3,1) の3通りです。
目の和が9になるのは (3,6), (4,5), (5,4), (6,3) の4通りです。
合わせて3+4=7通りあります。
したがって、確率は 736\frac{7}{36}です。

3. 最終的な答え

(1) 目の和が10になる確率: 112\frac{1}{12}
(2) 目の和が3以下になる確率: 112\frac{1}{12}
(3) 2個とも奇数の目が出る確率: 14\frac{1}{4}
(4) 目の和が4または9になる確率: 736\frac{7}{36}

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