ある製品の5日間の売り上げ個数 \[5, 6, 9, 7, 3] について、以下の問題を解く。 (1) 平均値を求めなさい。 (2) 分散を求めなさい。 (3) 標準偏差を求めなさい。

確率論・統計学平均分散標準偏差データ解析
2025/5/14

1. 問題の内容

ある製品の5日間の売り上げ個数 \[5, 6, 9, 7, 3] について、以下の問題を解く。
(1) 平均値を求めなさい。
(2) 分散を求めなさい。
(3) 標準偏差を求めなさい。

2. 解き方の手順

(1) 平均値の計算
平均値は、データの合計をデータ数で割ることで求められる。
データの合計は 5+6+9+7+3=305 + 6 + 9 + 7 + 3 = 30
データ数は 55
したがって、平均値は 30/5=630 / 5 = 6
(2) 分散の計算
分散は、各データの平均からのずれの二乗の平均として計算される。
まず、各データの平均からのずれを計算する。
56=15 - 6 = -1
66=06 - 6 = 0
96=39 - 6 = 3
76=17 - 6 = 1
36=33 - 6 = -3
次に、これらのずれの二乗を計算する。
(1)2=1(-1)^2 = 1
02=00^2 = 0
32=93^2 = 9
12=11^2 = 1
(3)2=9(-3)^2 = 9
これらの二乗の合計は 1+0+9+1+9=201 + 0 + 9 + 1 + 9 = 20
分散は、この合計をデータ数で割ったものである。
したがって、分散は 20/5=420 / 5 = 4
(3) 標準偏差の計算
標準偏差は、分散の平方根として計算される。
分散は 44 なので、標準偏差は 4=2\sqrt{4} = 2

3. 最終的な答え

(1) 平均値: 6個
(2) 分散: 4
(3) 標準偏差: 2

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