正の約数の総和を求めるには、まず与えられた整数を素因数分解します。
次に、素因数分解の結果を使って約数の総和を計算します。
(1) 1024の場合:
1024を素因数分解すると、
1024=210 となります。
したがって、1024の正の約数の総和は、
1+2+22+23+...+210 これは等比数列の和なので、公式を使って計算できます。
等比数列の和の公式は、初項をa, 公比をr, 項数をnとすると、 Sn=r−1a(rn−1) ここでは、a=1, r=2, n=11なので、 S11=2−11(211−1)=211−1=2048−1=2047 (2) 1600の場合:
1600を素因数分解すると、
1600=16×100=24×102=24×(2×5)2=24×22×52=26×52 となります。
したがって、1600の正の約数の総和は、
(1+2+22+23+24+25+26)(1+5+52) =(1+2+4+8+16+32+64)(1+5+25) =(127)(31)