$\sqrt{2 - \sqrt{3}}$ を簡単にせよ。

算数二重根号根号計算
2025/5/14

1. 問題の内容

23\sqrt{2 - \sqrt{3}} を簡単にせよ。

2. 解き方の手順

二重根号を外すことを考えます。A±B\sqrt{A \pm \sqrt{B}} の形の二重根号を外すには、A2BA^2 - B が平方数になる必要があります。
今回の場合は、A=2A = 2B=3B = 3 なので、A2B=223=43=1A^2 - B = 2^2 - 3 = 4 - 3 = 1 となり、これは平方数なので、二重根号を外せます。
23\sqrt{2 - \sqrt{3}} を変形するために、まず 23=4232=4232\sqrt{2 - \sqrt{3}} = \sqrt{\frac{4 - 2\sqrt{3}}{2}} = \frac{\sqrt{4 - 2\sqrt{3}}}{\sqrt{2}} とします。
4234 - 2\sqrt{3} の部分を (ab)2=a+b2ab(\sqrt{a} - \sqrt{b})^2 = a + b - 2\sqrt{ab} の形にしたいので、a+b=4a + b = 4 かつ ab=3ab = 3 となる a,ba, b を探します。
a=3a = 3b=1b = 1 が条件を満たすことがわかります。よって、423=(31)2=(31)24 - 2\sqrt{3} = (\sqrt{3} - \sqrt{1})^2 = (\sqrt{3} - 1)^2 となります。
したがって、423=(31)2=31\sqrt{4 - 2\sqrt{3}} = \sqrt{(\sqrt{3} - 1)^2} = \sqrt{3} - 1 となります(3>1\sqrt{3} > 1 なので絶対値は不要です)。
23=4232=312=(31)222=622\sqrt{2 - \sqrt{3}} = \frac{\sqrt{4 - 2\sqrt{3}}}{\sqrt{2}} = \frac{\sqrt{3} - 1}{\sqrt{2}} = \frac{(\sqrt{3} - 1)\sqrt{2}}{\sqrt{2}\sqrt{2}} = \frac{\sqrt{6} - \sqrt{2}}{2}

3. 最終的な答え

622\frac{\sqrt{6} - \sqrt{2}}{2}

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