半径 $16$ cm、中心角 $80^\circ$ の扇形と、半径 $r$ cm、中心角 $160^\circ$ の扇形がある。この2つの扇形の弧の長さが等しいとき、半径 $r$ を求める問題です。

幾何学扇形弧の長さ半径中心角
2025/3/7

1. 問題の内容

半径 1616 cm、中心角 8080^\circ の扇形と、半径 rr cm、中心角 160160^\circ の扇形がある。この2つの扇形の弧の長さが等しいとき、半径 rr を求める問題です。

2. 解き方の手順

扇形の弧の長さは、2π×半径×中心角3602 \pi \times \text{半径} \times \frac{\text{中心角}}{360} で求められます。
半径 1616 cm、中心角 8080^\circ の扇形の弧の長さは、
2π×16×80360=32π×29=64π92 \pi \times 16 \times \frac{80}{360} = 32 \pi \times \frac{2}{9} = \frac{64\pi}{9}
半径 rr cm、中心角 160160^\circ の扇形の弧の長さは、
2π×r×160360=2πr×49=8πr92 \pi \times r \times \frac{160}{360} = 2 \pi r \times \frac{4}{9} = \frac{8\pi r}{9}
この2つの扇形の弧の長さが等しいので、
64π9=8πr9\frac{64\pi}{9} = \frac{8\pi r}{9}
両辺に 9π\frac{9}{\pi} をかけると、
64=8r64 = 8r
両辺を 88 で割ると、
r=648=8r = \frac{64}{8} = 8

3. 最終的な答え

r=8r = 8

「幾何学」の関連問題

円の方程式 $x^2 + y^2 - 2x + 6y + n - 1 = 0$ が半径3の円を表すとき、定数 $n$ の値を求める問題です。

円の方程式半径標準形
2025/5/31

与えられた各図において、ベクトル$\vec{a}$と$\vec{b}$のなす角を求める。

ベクトル角度空間ベクトル
2025/5/31

点Aと点Bが与えられたとき、ベクトル$\overrightarrow{AB}$を成分で表す問題です。 (1) A(-1, 2), B(3, 3) (2) A(2, 5), B(-4, 0)

ベクトル座標成分表示
2025/5/31

与えられた図のベクトル $\vec{a}$, $\vec{b}$, $\vec{c}$, $\vec{d}$ を成分表示で表す問題です。

ベクトル成分表示座標平面
2025/5/31

与えられた図において、ベクトル$\vec{a}$と$\vec{b}$のなす角、ベクトル$\vec{b}$と$\vec{c}$のなす角、ベクトル$\vec{c}$と$\vec{a}$のなす角をそれぞれ求...

ベクトル角度三角形
2025/5/31

平行四辺形OACBにおいて、対角線の交点をMとし、ベクトルOA=a, ベクトルOB=bとするとき、次のベクトルをa, bを用いて表す。 (1) ベクトルOC (2) ベクトルOM

ベクトル平行四辺形ベクトルの加法ベクトルの分解
2025/5/31

与えられたベクトルの和や差を、一つのベクトルで表現する問題です。

ベクトルベクトルの加法ベクトルの減法結合法則
2025/5/31

問題は、与えられたベクトル$\vec{a}$, $\vec{b}$, $\vec{c}$について、ベクトル$\vec{a} - \vec{b} + \vec{c}$を図示することと、別の図で与えられた...

ベクトルベクトルの加減算ベクトルの図示
2025/5/31

この問題は、与えられたベクトル$\vec{a}$, $\vec{b}$, $\vec{c}$に対して、以下のベクトルを図示する問題です。 (1) $\vec{a} + \vec{b}$ と $\vec...

ベクトルベクトルの加減算ベクトルの図示
2025/5/31

問題1-1: (1) 図のベクトル①と等しいベクトルを答える。 (2) 図のベクトル②の逆ベクトルを答える。 問題1-2: 図の平行四辺形ABCDにおいて、次の選択肢の中から正しいものを選ぶ。 (a)...

ベクトル平行四辺形ベクトルの相等逆ベクトル
2025/5/31