直角三角形が与えられており、一つの角 $\theta$ に対する正接(タンジェント)の値が $tan \theta = \frac{1}{2}$ である。高さが10のとき、斜辺の長さ $x$ を求めよ。ただし、答えは根号を含む形で、根号の中の自然数が最小となるように答える。

幾何学直角三角形三角比タンジェントピタゴラスの定理平方根
2025/3/22

1. 問題の内容

直角三角形が与えられており、一つの角 θ\theta に対する正接(タンジェント)の値が tanθ=12tan \theta = \frac{1}{2} である。高さが10のとき、斜辺の長さ xx を求めよ。ただし、答えは根号を含む形で、根号の中の自然数が最小となるように答える。

2. 解き方の手順

まず、タンジェントの定義を確認します。
tanθ=対辺隣辺tan \theta = \frac{対辺}{隣辺}
与えられた図では、θ\theta に対する対辺の長さは10、隣辺の長さを yy とすると、
tanθ=10ytan \theta = \frac{10}{y}
問題文より、tanθ=12tan \theta = \frac{1}{2} なので、
10y=12\frac{10}{y} = \frac{1}{2}
これを解いて y=20y = 20 を得ます。
次に、ピタゴラスの定理を用いて、斜辺の長さ xx を求めます。
x2=102+y2x^2 = 10^2 + y^2
x2=102+202x^2 = 10^2 + 20^2
x2=100+400x^2 = 100 + 400
x2=500x^2 = 500
x=500x = \sqrt{500}
ここで、500\sqrt{500} を簡単にします。
500=100×5=102×5500 = 100 \times 5 = 10^2 \times 5
よって、x=100×5=102×5=105x = \sqrt{100 \times 5} = \sqrt{10^2} \times \sqrt{5} = 10\sqrt{5}

3. 最終的な答え

x=105x = 10\sqrt{5}

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