問題は集合に関するものです。 練習6では、集合$A = \{1, 2, 3, 4, 5, 6, 7\}$、$B = \{2, 4, 6, 8\}$、$C = \{1, 3\}$が与えられています。以下の集合を求めます。 (1) $A \cap B$ (2) $A \cup B$ (3) $B \cap C$ (4) $B \cup C$ 練習7では、集合$A = \{n | n \text{は12の正の約数}\}$、$B = \{n | n \text{は20以下の素数}\}$が与えられています。以下の集合を求めます。 (1) $A \cap B$ (2) $A \cup B$

離散数学集合集合演算共通部分和集合約数素数
2025/5/15
はい、承知いたしました。問題を解きます。

1. 問題の内容

問題は集合に関するものです。
練習6では、集合A={1,2,3,4,5,6,7}A = \{1, 2, 3, 4, 5, 6, 7\}B={2,4,6,8}B = \{2, 4, 6, 8\}C={1,3}C = \{1, 3\}が与えられています。以下の集合を求めます。
(1) ABA \cap B
(2) ABA \cup B
(3) BCB \cap C
(4) BCB \cup C
練習7では、集合A={nnは12の正の約数}A = \{n | n \text{は12の正の約数}\}B={nnは20以下の素数}B = \{n | n \text{は20以下の素数}\}が与えられています。以下の集合を求めます。
(1) ABA \cap B
(2) ABA \cup B

2. 解き方の手順

練習6
(1) ABA \cap B は、集合Aと集合Bの両方に含まれる要素の集合です。A={1,2,3,4,5,6,7}A = \{1, 2, 3, 4, 5, 6, 7\}B={2,4,6,8}B = \{2, 4, 6, 8\}なので、AB={2,4,6}A \cap B = \{2, 4, 6\}です。
(2) ABA \cup B は、集合Aまたは集合Bに含まれる要素の集合です。A={1,2,3,4,5,6,7}A = \{1, 2, 3, 4, 5, 6, 7\}B={2,4,6,8}B = \{2, 4, 6, 8\}なので、AB={1,2,3,4,5,6,7,8}A \cup B = \{1, 2, 3, 4, 5, 6, 7, 8\}です。
(3) BCB \cap C は、集合Bと集合Cの両方に含まれる要素の集合です。B={2,4,6,8}B = \{2, 4, 6, 8\}C={1,3}C = \{1, 3\}なので、BC=B \cap C = \emptyset(空集合)です。
(4) BCB \cup C は、集合Bまたは集合Cに含まれる要素の集合です。B={2,4,6,8}B = \{2, 4, 6, 8\}C={1,3}C = \{1, 3\}なので、BC={1,2,3,4,6,8}B \cup C = \{1, 2, 3, 4, 6, 8\}です。
練習7
(1) まず、集合Aと集合Bを要素を書き並べる形で表します。
Aは12の正の約数の集合なので、A={1,2,3,4,6,12}A = \{1, 2, 3, 4, 6, 12\}です。
Bは20以下の素数の集合なので、B={2,3,5,7,11,13,17,19}B = \{2, 3, 5, 7, 11, 13, 17, 19\}です。
ABA \cap B は、集合Aと集合Bの両方に含まれる要素の集合なので、AB={2,3}A \cap B = \{2, 3\}です。
(2) ABA \cup B は、集合Aまたは集合Bに含まれる要素の集合なので、AB={1,2,3,4,5,6,7,11,12,13,17,19}A \cup B = \{1, 2, 3, 4, 5, 6, 7, 11, 12, 13, 17, 19\}です。

3. 最終的な答え

練習6
(1) AB={2,4,6}A \cap B = \{2, 4, 6\}
(2) AB={1,2,3,4,5,6,7,8}A \cup B = \{1, 2, 3, 4, 5, 6, 7, 8\}
(3) BC=B \cap C = \emptyset
(4) BC={1,2,3,4,6,8}B \cup C = \{1, 2, 3, 4, 6, 8\}
練習7
(1) AB={2,3}A \cap B = \{2, 3\}
(2) AB={1,2,3,4,5,6,7,11,12,13,17,19}A \cup B = \{1, 2, 3, 4, 5, 6, 7, 11, 12, 13, 17, 19\}

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