関数 $y = -x^2 - 4x - 3$ の $-1 \le x \le 1$ における最大値と最小値を求める問題です。

代数学二次関数最大値最小値平方完成放物線
2025/3/22

1. 問題の内容

関数 y=x24x3y = -x^2 - 4x - 31x1-1 \le x \le 1 における最大値と最小値を求める問題です。

2. 解き方の手順

まず、与えられた関数を平方完成します。
y=x24x3=(x2+4x)3=(x2+4x+44)3=(x+2)2+43=(x+2)2+1y = -x^2 - 4x - 3 = -(x^2 + 4x) - 3 = -(x^2 + 4x + 4 - 4) - 3 = -(x+2)^2 + 4 - 3 = -(x+2)^2 + 1
したがって、関数は y=(x+2)2+1y = -(x+2)^2 + 1 と表されます。これは上に凸な放物線で、頂点の座標は (2,1)(-2, 1) です。
定義域は 1x1-1 \le x \le 1 です。
x=1x = -1 のとき、y=(1+2)2+1=1+1=0y = -(-1+2)^2 + 1 = -1 + 1 = 0
x=1x = 1 のとき、y=(1+2)2+1=9+1=8y = -(1+2)^2 + 1 = -9 + 1 = -8
頂点の xx 座標は 2-2 であり、定義域 1x1-1 \le x \le 1 の外にあるため、頂点で最大値をとるわけではありません。
定義域の端点である x=1x=-1x=1x=1における関数の値を比較します。
x=1x=-1のとき、y=0y=0
x=1x=1のとき、y=8y=-8
よって、1x1-1 \le x \le 1 における最大値は 00 (x=1x = -1 のとき)、最小値は 8-8 (x=1x = 1 のとき)です。

3. 最終的な答え

最大値:0 (x = -1 のとき)
最小値:-8 (x = 1 のとき)

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