与えられた4つの連立方程式をそれぞれ解く問題です。

代数学連立方程式加減法代入法方程式
2025/3/22

1. 問題の内容

与えられた4つの連立方程式をそれぞれ解く問題です。

2. 解き方の手順

各連立方程式に対して、以下の手順で解きます。
(1) 加減法または代入法を用いて、一方の変数を消去します。
(2) 残った変数についての方程式を解きます。
(3) 求めた変数の値を元の式に代入して、もう一方の変数の値を求めます。
(1)
与えられた連立方程式は
3x+y=43x + y = 4
xy=12x - y = -12
です。
2つの式を足し合わせると
3x+y+xy=4+(12)3x + y + x - y = 4 + (-12)
4x=84x = -8
x=2x = -2
x=2x = -2xy=12x - y = -12 に代入すると、
2y=12-2 - y = -12
y=10-y = -10
y=10y = 10
(2)
与えられた連立方程式は
y=5x2y = 5x - 2
4x3y=54x - 3y = -5
です。
y=5x2y = 5x - 24x3y=54x - 3y = -5 に代入すると、
4x3(5x2)=54x - 3(5x - 2) = -5
4x15x+6=54x - 15x + 6 = -5
11x=11-11x = -11
x=1x = 1
x=1x = 1y=5x2y = 5x - 2 に代入すると、
y=5(1)2y = 5(1) - 2
y=3y = 3
(3)
与えられた連立方程式は
2xy=72x - y = 7
x+6y=3x + 6y = -3
です。
1番目の式を2倍すると
4x2y=144x - 2y = 14
2番目の式をそのままにして
x+6y=3x + 6y = -3
1番目の式を3倍すると
6x3y=216x - 3y = 21
2番目の式を0.5倍すると
0.5x+3y=1.50.5x + 3y = -1.5
連立方程式
2xy=72x - y = 7
x+6y=3x + 6y = -3
を解くために、1番目の式を6倍して
12x6y=4212x - 6y = 42
2番目の式と足すと
12x6y+x+6y=42312x - 6y + x + 6y = 42 - 3
13x=3913x = 39
x=3x = 3
x=3x = 3x+6y=3x + 6y = -3 に代入すると
3+6y=33 + 6y = -3
6y=66y = -6
y=1y = -1
(4)
与えられた連立方程式は
2x+5y=22x + 5y = 2
3x+2y=83x + 2y = -8
です。
1番目の式を3倍すると
6x+15y=66x + 15y = 6
2番目の式を2倍すると
6x+4y=166x + 4y = -16
1番目の式から2番目の式を引くと
6x+15y(6x+4y)=6(16)6x + 15y - (6x + 4y) = 6 - (-16)
11y=2211y = 22
y=2y = 2
y=2y = 22x+5y=22x + 5y = 2 に代入すると
2x+5(2)=22x + 5(2) = 2
2x+10=22x + 10 = 2
2x=82x = -8
x=4x = -4

3. 最終的な答え

(1) x=2,y=10x = -2, y = 10
(2) x=1,y=3x = 1, y = 3
(3) x=3,y=1x = 3, y = -1
(4) x=4,y=2x = -4, y = 2

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