与えられた3つの2次方程式について、それぞれの実数解の個数を求める問題です。 (1) $x^2 + 3x + 1 = 0$ (2) $9x^2 - 6x + 1 = 0$ (3) $5x^2 + 6x + 3 = 0$

代数学二次方程式判別式実数解
2025/6/18

1. 問題の内容

与えられた3つの2次方程式について、それぞれの実数解の個数を求める問題です。
(1) x2+3x+1=0x^2 + 3x + 1 = 0
(2) 9x26x+1=09x^2 - 6x + 1 = 0
(3) 5x2+6x+3=05x^2 + 6x + 3 = 0

2. 解き方の手順

2次方程式 ax2+bx+c=0ax^2 + bx + c = 0 の実数解の個数は、判別式 D=b24acD = b^2 - 4ac の符号によって決定されます。
- D>0D > 0 のとき、実数解は2個
- D=0D = 0 のとき、実数解は1個
- D<0D < 0 のとき、実数解は0個
(1) x2+3x+1=0x^2 + 3x + 1 = 0 の場合
a=1,b=3,c=1a = 1, b = 3, c = 1 なので、判別式 D1D_1
D1=32411=94=5D_1 = 3^2 - 4 \cdot 1 \cdot 1 = 9 - 4 = 5
D1>0D_1 > 0 なので、実数解は2個です。
(2) 9x26x+1=09x^2 - 6x + 1 = 0 の場合
a=9,b=6,c=1a = 9, b = -6, c = 1 なので、判別式 D2D_2
D2=(6)2491=3636=0D_2 = (-6)^2 - 4 \cdot 9 \cdot 1 = 36 - 36 = 0
D2=0D_2 = 0 なので、実数解は1個です。
(3) 5x2+6x+3=05x^2 + 6x + 3 = 0 の場合
a=5,b=6,c=3a = 5, b = 6, c = 3 なので、判別式 D3D_3
D3=62453=3660=24D_3 = 6^2 - 4 \cdot 5 \cdot 3 = 36 - 60 = -24
D3<0D_3 < 0 なので、実数解は0個です。

3. 最終的な答え

(1) 実数解の個数:2個
(2) 実数解の個数:1個
(3) 実数解の個数:0個

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