与えられた関数の、$x$ が $-1$ に近づくときの極限を求めます。関数は $\frac{-x^2+1}{x+1}$ です。

解析学極限因数分解関数の極限
2025/5/17

1. 問題の内容

与えられた関数の、xx1-1 に近づくときの極限を求めます。関数は x2+1x+1\frac{-x^2+1}{x+1} です。

2. 解き方の手順

まず、与えられた関数を因数分解して簡略化します。
分子 x2+1-x^2+11x21-x^2 と書き換えることができ、これは (1x)(1+x)(1-x)(1+x) と因数分解できます。
したがって、関数は次のようになります。
x2+1x+1=1x2x+1=(1x)(1+x)x+1\frac{-x^2+1}{x+1} = \frac{1-x^2}{x+1} = \frac{(1-x)(1+x)}{x+1}
ここで、x1x \ne -1 のとき、x+1x+1 で約分できます。
(1x)(1+x)x+1=1x\frac{(1-x)(1+x)}{x+1} = 1-x
次に、xx1-1 に近づくときの 1x1-x の極限を求めます。
limx1(1x)=1(1)=1+1=2\lim_{x \to -1} (1-x) = 1 - (-1) = 1+1 = 2

3. 最終的な答え

limx1x2+1x+1=2\lim_{x \to -1} \frac{-x^2+1}{x+1} = 2

「解析学」の関連問題

$\lim_{x \to \pi} \frac{1 + \cos x}{(x - \pi)^2}$ を計算します。

極限ロピタルの定理三角関数微分
2025/6/6

$\lim_{x \to \pi} \frac{1 + \cos x}{(x-\pi)^2}$ を計算する問題です。

極限ロピタルの定理三角関数
2025/6/6

$\lim_{x \to \pi} \frac{1 + \cos x}{(x - \pi)^2}$ を計算します。

極限ロピタルの定理テイラー展開三角関数
2025/6/6

$\lim_{x \to \pi} \frac{1 + \cos x}{(x - \pi)^2}$ を求めます。

極限三角関数ロピタルの定理テイラー展開
2025/6/6

放物線 $C_1: y = -x^2 + 2x$ 上の点 $P(a, -a^2 + 2a)$ における接線 $l_1$ の方程式を求め、原点 $O$ における $C_1$ の接線 $l_2$ との交点...

微分接線積分面積放物線
2025/6/6

C上を動く点Pがあり、Pからx軸に垂直な線を引いた交点をH、y軸に垂直な線を引いた交点をIとする。点Pのx座標をtとする。 (i) $1 < t < 6$ のとき、PHをtで表し、四角形OIPHが正方...

3次関数微分グラフ最大値二次方程式
2025/6/6

与えられた関数 $f(x)$ について、$f(1)$ の値を求め、さらに $y=f(x)$ のグラフの概形として最も適切なものを選択する。 関数は以下のように定義されています。 $f(x) = \be...

関数の定義関数の値グラフ区分関数放物線直線のグラフ連続性
2025/6/6

与えられた関数 $y = \frac{1}{\sqrt{x^2+x}}$ の微分 $y'$ を求める問題です。

微分合成関数チェーンルール関数の微分
2025/6/6

$\int \sin^3(x) dx$ を計算する問題です。積分定数は $C$ とします。

積分三角関数置換積分
2025/6/6

$\lim_{x \to 1} \frac{\sqrt{x} - 1}{x - 1}$ を計算する問題です。

極限関数の極限有理化微分
2025/6/6