三角形ABCにおいて、$a=3$, $B=45^\circ$, $C=75^\circ$であるとき、外接円の半径Rを求める問題です。

幾何学三角比正弦定理外接円三角形
2025/5/17

1. 問題の内容

三角形ABCにおいて、a=3a=3, B=45B=45^\circ, C=75C=75^\circであるとき、外接円の半径Rを求める問題です。

2. 解き方の手順

まず、三角形の内角の和が180180^\circであることから、角Aを求めます。
A=180BC=1804575=60A = 180^\circ - B - C = 180^\circ - 45^\circ - 75^\circ = 60^\circ
次に、正弦定理を用います。正弦定理とは、三角形の各辺の長さと、その対角のサインの比が等しいという定理です。特に外接円の半径Rとの関係は次のようになります。
asinA=bsinB=csinC=2R\frac{a}{\sin A} = \frac{b}{\sin B} = \frac{c}{\sin C} = 2R
今回は、aaAAがわかっているので、
asinA=2R\frac{a}{\sin A} = 2R
を用いてRを計算します。
R=a2sinAR = \frac{a}{2 \sin A}
R=32sin60R = \frac{3}{2 \sin 60^\circ}
sin60=32\sin 60^\circ = \frac{\sqrt{3}}{2}なので、
R=3232R = \frac{3}{2 \cdot \frac{\sqrt{3}}{2}}
R=33R = \frac{3}{\sqrt{3}}
R=333R = \frac{3 \sqrt{3}}{3}
R=3R = \sqrt{3}

3. 最終的な答え

3\sqrt{3}

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