まず、余弦定理を用いて辺BCの長さを求めます。三角形ABCにおいて、
BC2=AB2+AC2−2⋅AB⋅AC⋅cosA BC2=42+32−2⋅4⋅3⋅cos60∘ BC2=16+9−24⋅21 BC2=25−12=13 BC=13 次に、中線定理(パップスの定理)を利用して、線分AMの長さを求めます。
三角形ABCにおいて、中線AMに対して、
AB2+AC2=2(AM2+BM2) 42+32=2(AM2+BM2) 16+9=2(AM2+BM2) 25=2(AM2+BM2) BM=MC=21BC=213なので、 25=2(AM2+(213)2) 25=2(AM2+413) 225=AM2+413 AM2=225−413=450−413=437 AM=237 問題はBMの長さを求めることなので、BM=21BC であるため、BM=213となります。