2次関数 $y = -x^2 + 2x - 2k + 1$ のグラフと $x$ 軸の共有点の個数が2個であるとき、定数 $k$ の値または範囲を求める。

代数学二次関数判別式共有点不等式
2025/3/23

1. 問題の内容

2次関数 y=x2+2x2k+1y = -x^2 + 2x - 2k + 1 のグラフと xx 軸の共有点の個数が2個であるとき、定数 kk の値または範囲を求める。

2. 解き方の手順

2次関数のグラフと xx 軸の共有点の個数は、2次方程式の判別式 DD によって決まります。
与えられた2次関数 y=x2+2x2k+1y = -x^2 + 2x - 2k + 1 に対して、y=0y=0 とおいた2次方程式 x2+2x2k+1=0-x^2 + 2x - 2k + 1 = 0 を考えます。
この方程式を整理すると、x22x+2k1=0x^2 - 2x + 2k - 1 = 0 となります。
この2次方程式の判別式 DD は、
D=(2)24(1)(2k1)=48k+4=88kD = (-2)^2 - 4(1)(2k - 1) = 4 - 8k + 4 = 8 - 8k
となります。
グラフと xx 軸の共有点が2個であるためには、D>0D > 0 である必要があります。
したがって、
88k>08 - 8k > 0
8>8k8 > 8k
1>k1 > k
k<1k < 1

3. 最終的な答え

k<1k < 1

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