$\sqrt{6}$ が無理数であることを用いて、$\sqrt{3} - \sqrt{2}$ が無理数であることを証明する。数論無理数背理法平方根2025/5/181. 問題の内容6\sqrt{6}6 が無理数であることを用いて、3−2\sqrt{3} - \sqrt{2}3−2 が無理数であることを証明する。2. 解き方の手順背理法を用いる。3−2\sqrt{3} - \sqrt{2}3−2 が有理数であると仮定する。3−2=r\sqrt{3} - \sqrt{2} = r3−2=r (r は有理数)とおく。両辺を2乗すると、(3−2)2=r2(\sqrt{3} - \sqrt{2})^2 = r^2(3−2)2=r23−26+2=r23 - 2\sqrt{6} + 2 = r^23−26+2=r25−26=r25 - 2\sqrt{6} = r^25−26=r226=5−r22\sqrt{6} = 5 - r^226=5−r26=5−r22\sqrt{6} = \frac{5 - r^2}{2}6=25−r2ここで、rrrは有理数なので、r2r^2r2も有理数であり、5−r25-r^25−r2も有理数である。したがって、5−r22\frac{5 - r^2}{2}25−r2 は有理数となる。これは、6\sqrt{6}6 が無理数であるという仮定に矛盾する。よって、3−2\sqrt{3} - \sqrt{2}3−2 は無理数である。3. 最終的な答え3−2\sqrt{3} - \sqrt{2}3−2 は無理数である。