まず、式を整理し、共通因数を見つけやすくするために並べ替えます。
x の項と a の項をそれぞれまとめます。 x2+ax−2x−4a−8=x2−2x+ax−4a−8 次に、前半の2つの項 x2−2x と、後半の2つの項 ax−4a をそれぞれ因数分解できるか考えます。 前半の2つの項は x(x−2) となります。 後半の2つの項は a(x−4) となります。 このままでは全体の因数分解に繋がりそうにありません。
違うアプローチを試みます。
x2+ax−2x−4a−8=x2−8+ax−2x−4a x2−8 は因数分解できません。 再度、違うアプローチを試みます。式全体を眺めて、共通因数でくくれる部分がないか検討します。
x2+ax−2x−4a−8 =x2+ax−2x−4a−8 =x2−2x−8+ax−4a 前半の x2−2x−8 を因数分解します。 x2−2x−8=(x−4)(x+2) 後半の ax−4a を因数分解します。 ax−4a=a(x−4) よって、元の式は
(x−4)(x+2)+a(x−4) となり、共通因数 (x−4) が見つかりました。 (x−4)(x+2)+a(x−4)=(x−4)(x+2+a) したがって、x2+ax−2x−4a−8=(x−4)(x+a+2)