2次方程式 $x^2 + 3ax + a^2 - a + 3 = 0$ が異なる2つの実数解を持つような定数 $a$ の範囲を求める問題です。

代数学二次方程式判別式不等式解の範囲因数分解
2025/3/23

1. 問題の内容

2次方程式 x2+3ax+a2a+3=0x^2 + 3ax + a^2 - a + 3 = 0 が異なる2つの実数解を持つような定数 aa の範囲を求める問題です。

2. 解き方の手順

2次方程式が異なる2つの実数解を持つための条件は、判別式 D>0D > 0 であることです。
この2次方程式の判別式 DD は、
D=(3a)24(1)(a2a+3)D = (3a)^2 - 4(1)(a^2 - a + 3)
D=9a24a2+4a12D = 9a^2 - 4a^2 + 4a - 12
D=5a2+4a12D = 5a^2 + 4a - 12
異なる2つの実数解を持つためには、D>0D > 0 である必要があるので、
5a2+4a12>05a^2 + 4a - 12 > 0
この不等式を解くために、まず 5a2+4a12=05a^2 + 4a - 12 = 0 を解きます。因数分解すると、
(5a6)(a+2)=0(5a - 6)(a + 2) = 0
よって、a=65,2a = \frac{6}{5}, -2 となります。
5a2+4a12>05a^2 + 4a - 12 > 0 の解は、a<2a < -2 または a>65a > \frac{6}{5} となります。65\frac{6}{5} を小数に直すと 1.21.2 なので、
a<2a < -2 または a>1.2a > 1.2 と表すことができます。
また、1.2=651.2 = \frac{6}{5} であり、問題文の表記に合わせて 65=34×2=1151.2\frac{6}{5} = \frac{3}{4}\times 2 = 1\frac{1}{5} \approx 1.2と考えると、a<2a < -2 または a>65a > \frac{6}{5}とすると、問題文の条件に合うように、a<2a<-234<65<a\frac{3}{4} < \frac{6}{5} < aとなる。

3. 最終的な答え

a<2a < -2 , 65<a\frac{6}{5} < a

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