等差数列では、隣り合う項の差が一定です。空欄を左から a2 と a4 とします。 6,a2,12,a4,21 が等差数列であるとき、公差を d とすると、 a3=12=6+2d a4=6+3d a5=21=6+4d 12=6+2d より 2d=6 なので、d=3 となります。 21=6+4d より 4d=15 なので、d=415 となります。 公差が一定であるはずですが、矛盾が生じます。
初項 a、公差 d の等差数列の第 n 項は an=a+(n−1)d と表されます。 a1=6, a3=12, a5=21 より a3=a+2d=6+2d=12 a5=a+4d=6+4d=21 6+2d=12 から 2d=6 なので d=3。 6+4d=21 から 4d=15 なので d=415。 初項と公差が与えられていないため、3つの項から公差を計算する必要があります。
a3−a1=12−6=6 これは公差の2倍に相当するので、公差 d=3 a5−a3=21−12=9 これは公差の2倍に相当するので、公差 d=29=4.5 a5−a1=21−6=15 これは公差の4倍に相当するので、公差 d=415=3.75 これらの値が異なるので、等差数列として成立しません。
問題文をよく見ると「