$\tan(\theta + \frac{\pi}{4}) = \frac{1}{\sqrt{3}}$ を満たす $\theta$ を求める問題です。

解析学三角関数tan方程式一般解
2025/5/18

1. 問題の内容

tan(θ+π4)=13\tan(\theta + \frac{\pi}{4}) = \frac{1}{\sqrt{3}} を満たす θ\theta を求める問題です。

2. 解き方の手順

まず、x=θ+π4x = \theta + \frac{\pi}{4} と置きます。すると、与えられた式は tan(x)=13\tan(x) = \frac{1}{\sqrt{3}} となります。
tan\tan の値が 13\frac{1}{\sqrt{3}} となる角度 xx を求めます。
tan\tan の周期は π\pi なので、一般解は x=π6+nπx = \frac{\pi}{6} + n\pi (nは整数)となります。
ここで、x=θ+π4x = \theta + \frac{\pi}{4} であったので、θ=xπ4\theta = x - \frac{\pi}{4} となります。
したがって、θ=(π6+nπ)π4\theta = (\frac{\pi}{6} + n\pi) - \frac{\pi}{4} となります。
これを整理すると θ=2π123π12+nπ=π12+nπ\theta = \frac{2\pi}{12} - \frac{3\pi}{12} + n\pi = -\frac{\pi}{12} + n\pi (nは整数)となります。

3. 最終的な答え

θ=π12+nπ\theta = -\frac{\pi}{12} + n\pi (nは整数)

「解析学」の関連問題

関数 $y = x^{2x}$ ($x>0$) を微分する問題です。

微分対数微分法合成関数の微分積の微分
2025/6/6

関数 $f(x) = \arctan x$ について、以下の問いに答えます。 (1) $f(x)$ の4次導関数 $f^{(4)}(x)$ を求めます。 (2) $x = 0$ での値 $f(0), ...

微分導関数マクローリン展開arctan円周率の近似
2025/6/6

与えられた4つの関数をそれぞれ微分します。 (1) $y = x^{\sin x}$ ($x>0$) (2) $y = x^{e^x}$ ($x>0$) (3) $y = x^{\log x}$ ($...

微分対数微分法関数
2025/6/6

与えられた関数を微分する問題です。ただし、$a$ は定数とします。ここでは、4つの関数それぞれの微分を求めます。 (1) $y = \frac{(x+1)^2}{(x+2)^3(x+3)^4}$ (2...

微分対数微分法関数の微分
2025/6/6

関数 $f(x) = \arctan x$ について、次の問いに答えます。 (1) $f(x)$ の4次導関数 $f^{(4)}(x)$ を求めます。 (2) $x=0$ での値 $f(0)$, $f...

微分導関数arctan高階導関数
2025/6/6

$t > 0$ に対して、定積分 $\int_0^1 |2x^2 - tx| dx$ の最小値を求め、そのときの $t$ の値を求める問題です。

定積分絶対値最小値微分積分
2025/6/6

はい、承知いたしました。画像にある数学の問題について、一つずつ解いていきます。

微分導関数関数の微分商の微分積の微分
2025/6/6

$x = \tan t$、$y = \sin t$のとき、$t = \frac{\pi}{6}$における$\frac{dy}{dx}$と$\frac{d^2y}{dx^2}$の値を求め、それぞれ$\f...

微分媒介変数表示合成関数の微分二階微分
2025/6/6

関数 $f(x) = x^2 \sin(2x)$ の第5次導関数 $f^{(5)}(x)$ を求め、さらに $f^{(5)}(0)$ の値を求めよ。

導関数微分三角関数
2025/6/6

関数 $y = \cos 2x$ の第 $n$ 次導関数 $y^{(n)}$ を求める問題です。ただし、$n \ge 1$ とします。

導関数三角関数微分数学的帰納法
2025/6/6