1. 問題の内容
初項が-99、公差が5の等差数列において、初項から第何項までの和が最小になるかを求め、その最小値となる和を求めよ。
2. 解き方の手順
等差数列の一般項は、 で表される。
この問題の場合、 、 なので、
等差数列の和は、 で表される。
この問題の場合、
和が最小となるのは、 が負の数から正の数に変わる直前まで足し合わせたときである。
となる を求めると、
は整数なので、
となる を求めると、
は整数なので、
したがって、初項から第20項までの和が最小となる。
3. 最終的な答え
初項から第20項までの和が最小になる。
そのときの和は-1030。