$a, b$を定数とする。2次方程式 $ax^2 + bx - 6 = 0$ の2つの解が $x = 3, -\frac{2}{3}$ であるとき、$a$と$b$の値を求めよ。

代数学二次方程式解と係数の関係方程式連立方程式
2025/3/23

1. 問題の内容

a,ba, bを定数とする。2次方程式 ax2+bx6=0ax^2 + bx - 6 = 0 の2つの解が x=3,23x = 3, -\frac{2}{3} であるとき、aabbの値を求めよ。

2. 解き方の手順

解と係数の関係を利用して解く方法と、解を方程式に代入して連立方程式を解く方法があります。ここでは解と係数の関係を利用します。
2つの解を α,β\alpha, \betaとすると、α=3\alpha = 3, β=23\beta = -\frac{2}{3}
解と係数の関係より、
α+β=3+(23)=9323=73=ba\alpha + \beta = 3 + (-\frac{2}{3}) = \frac{9}{3} - \frac{2}{3} = \frac{7}{3} = -\frac{b}{a}
αβ=3×(23)=2=6a\alpha \beta = 3 \times (-\frac{2}{3}) = -2 = \frac{-6}{a}
2つ目の式から、aaを求めます。
2=6a-2 = \frac{-6}{a}
a=62=3a = \frac{-6}{-2} = 3
求めたaaを1つ目の式に代入し、bbを求めます。
73=ba=b3\frac{7}{3} = -\frac{b}{a} = -\frac{b}{3}
b=7b = -7

3. 最終的な答え

a=3a = 3
b=7b = -7

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