与えられた関数や条件に対して、空欄を埋める問題です。具体的には、 1. $y = e^{\alpha x}$ が $y'' - 4y' - 21y = 0$ を満たすときの定数 $\alpha$ の値を求める。
2025/5/19
1. 問題の内容
与えられた関数や条件に対して、空欄を埋める問題です。具体的には、
1. $y = e^{\alpha x}$ が $y'' - 4y' - 21y = 0$ を満たすときの定数 $\alpha$ の値を求める。
2. $f(x) = (\log|x^2-2|)^2$ について、$f'(x) = 0$ の解を求める。
3. $y = e^{-3x}$ の接線で原点 $(0, 0)$ を通るものを求める。
4. $y = \log(\sqrt{7}x)$ の接線で原点 $(0, 0)$ を通るものを求める。
5. $y = \sqrt{e} \cdot e^{-\frac{1}{2}x^2}$ のグラフの変曲点を求める。
6. $y = \sqrt{e} \cdot e^{-\frac{1}{2}x^2}$ のグラフが単調減少である $x$ の範囲を求める。
7. $y = \sqrt{e} \cdot e^{-\frac{1}{2}x^2}$ のグラフが上に凸で、単調増加である $x$ の範囲を求める。
2. 解き方の手順
1. $y = e^{\alpha x}$ に対して、$y' = \alpha e^{\alpha x}$, $y'' = \alpha^2 e^{\alpha x}$ を計算する。これらを $y'' - 4y' - 21y = 0$ に代入すると、
より、。これを解くと、 より、。
2. $f(x) = (\log|x^2-2|)^2$ に対して、$f'(x)$ を計算する。
より、 または 。 のとき、。
のとき、 より 。
のとき、 より 。
したがって、 の解は 。
3. $y = e^{-3x}$ の接線を $y = ax + b$ とおく。接点の $x$ 座標を $t$ とすると、接線の傾きは $y' = -3e^{-3x}$ より $-3e^{-3t}$。接線は点 $(t, e^{-3t})$ を通るので、
より 。したがって、接線は
と表せる。この接線が原点 を通るので、
。 より , 。
接線は 。よって。
4. $y = \log(\sqrt{7}x) = \frac{1}{2} \log(7x^2)$ の接線を $y = ax + b$ とおく。接点の $x$ 座標を $t$ とすると、接線の傾きは $y' = \frac{1}{2} \cdot \frac{1}{7x^2} \cdot 14x = \frac{1}{x}$ より $\frac{1}{t}$。接線は点 $(t, \log(\sqrt{7}t))$ を通るので、
より 。したがって、接線は
と表せる。この接線が原点 を通るので、
。 より , 。
接線は 。
5. $y = \sqrt{e}e^{-\frac{1}{2}x^2} = e^{\frac{1}{2}} e^{-\frac{1}{2}x^2} = e^{\frac{1}{2}(1 - x^2)}$
となるのは のとき。変曲点は
6. 単調減少となるのは $y' < 0$ となるとき。$y' = -xe^{\frac{1}{2}(1 - x^2)}$ より $-x < 0$ なので、$x > 0$。
7. 上に凸とは $y'' < 0$ となるとき。$y'' = (-1 + x^2) e^{\frac{1}{2}(1 - x^2)}$ より $-1 + x^2 < 0$ なので、$x^2 < 1$ より $-1 < x < 1$。
単調増加とは となるとき。 より なので、。
よって 。
3. 最終的な答え
問1: 7, -3
問2: 7, 3
問3: -3
問4:
問5: (0)
問6: (7)
問7: (4)