直角三角形ABCにおいて、辺AC = 2、辺BC = 4である。 角B、角Aの正弦(sin)、余弦(cos)、正接(tan)の値をそれぞれ求める。 また、0°<θ<90°において、sinθ = 1/3のときの、cosθとtanθの値を求める。

幾何学三角比直角三角形sincostan三平方の定理
2025/3/23

1. 問題の内容

直角三角形ABCにおいて、辺AC = 2、辺BC = 4である。
角B、角Aの正弦(sin)、余弦(cos)、正接(tan)の値をそれぞれ求める。
また、0°<θ<90°において、sinθ = 1/3のときの、cosθとtanθの値を求める。

2. 解き方の手順

(4)
まず、三平方の定理を用いて辺ABの長さを求める。
AB2=AC2+BC2AB^2 = AC^2 + BC^2
AB2=22+42=4+16=20AB^2 = 2^2 + 4^2 = 4 + 16 = 20
AB=20=25AB = \sqrt{20} = 2\sqrt{5}
角Bについて
sinB=ACAB=225=15=55\sin B = \frac{AC}{AB} = \frac{2}{2\sqrt{5}} = \frac{1}{\sqrt{5}} = \frac{\sqrt{5}}{5}
cosB=BCAB=425=25=255\cos B = \frac{BC}{AB} = \frac{4}{2\sqrt{5}} = \frac{2}{\sqrt{5}} = \frac{2\sqrt{5}}{5}
tanB=ACBC=24=12\tan B = \frac{AC}{BC} = \frac{2}{4} = \frac{1}{2}
角Aについて
sinA=BCAB=425=25=255\sin A = \frac{BC}{AB} = \frac{4}{2\sqrt{5}} = \frac{2}{\sqrt{5}} = \frac{2\sqrt{5}}{5}
cosA=ACAB=225=15=55\cos A = \frac{AC}{AB} = \frac{2}{2\sqrt{5}} = \frac{1}{\sqrt{5}} = \frac{\sqrt{5}}{5}
tanA=BCAC=42=2\tan A = \frac{BC}{AC} = \frac{4}{2} = 2
(5)
sin2θ+cos2θ=1\sin^2 \theta + \cos^2 \theta = 1という公式を用いる。
cos2θ=1sin2θ=1(13)2=119=89\cos^2 \theta = 1 - \sin^2 \theta = 1 - (\frac{1}{3})^2 = 1 - \frac{1}{9} = \frac{8}{9}
cosθ=89=83=223\cos \theta = \sqrt{\frac{8}{9}} = \frac{\sqrt{8}}{3} = \frac{2\sqrt{2}}{3}
tanθ=sinθcosθ=1/322/3=122=24\tan \theta = \frac{\sin \theta}{\cos \theta} = \frac{1/3}{2\sqrt{2}/3} = \frac{1}{2\sqrt{2}} = \frac{\sqrt{2}}{4}

3. 最終的な答え

(4)
sinB=55\sin B = \frac{\sqrt{5}}{5}
cosB=255\cos B = \frac{2\sqrt{5}}{5}
tanB=12\tan B = \frac{1}{2}
sinA=255\sin A = \frac{2\sqrt{5}}{5}
cosA=55\cos A = \frac{\sqrt{5}}{5}
tanA=2\tan A = 2
(5)
cosθ=223\cos \theta = \frac{2\sqrt{2}}{3}
tanθ=24\tan \theta = \frac{\sqrt{2}}{4}

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