まず、共通因数でくくったり、組み合わせを考えたりして因数分解を試みます。
4x2y−4x2z+y2z−y =4x2(y−z)+y(yz−1) ここで、y−zとyz−1に共通な要素がないため、別の方法を試します。項の順序を入れ替えてみます。 4x2y−4x2z+y2z−y =4x2y−y−4x2z+y2z =y(4x2−1)−z(4x2−y2) さらに、4x2−1は (2x)2−12 の形なので、二乗の差の公式が使えます。 4x2−1=(2x−1)(2x+1) また、4x2−y2 は (2x)2−y2 の形なので、二乗の差の公式が使えます。 4x2−y2=(2x−y)(2x+y) 元の式に戻ると、
y(4x2−1)−z(4x2−y2) =y(2x−1)(2x+1)−z(2x−y)(2x+y) これ以上簡単にはなりません。
最初の式に戻って、項のペアを変えてみます。
4x2y−4x2z+y2z−y =(4x2y−y)+(y2z−4x2z) =y(4x2−1)+z(y2−4x2) =y(2x−1)(2x+1)−z(4x2−y2) =y(2x−1)(2x+1)−z(2x−y)(2x+y) さらに変形してみます。
4x2y−4x2z+y2z−y=4x2(y−z)−y(1−yz) =−4x2(z−y)+y(zy−1) =−4x2(z−y)+y(zy−1) 正しい方法ではないことに気づき、もう一度試します。
4x2y−4x2z+y2z−y =(4x2y−y)+(y2z−4x2z) =y(4x2−1)+z(y2−4x2) =y(2x−1)(2x+1)+z(y−2x)(y+2x) =y(2x−1)(2x+1)−z(2x−y)(2x+y) =y(2x−1)(2x+1)−z(2x+y)(−y+2x) もう一度、以下の計算をします。
y(4x2−1)+z(y2−4x2)=y(2x+1)(2x−1)−z(2x+y)(2x−y) =(4x2y−y)+(y2z−4x2z)=(4x2y−4x2z)+(y2z−y) 4x2(y−z)−y(1−yz) 4x2y−4x2z−y+y2z 4x2y−y−4x2z+y2z=y(4x2−1)−z(4x2−y2)=y(2x+1)(2x−1)−z(2x+y)(2x−y) ここで、問題文に間違いがないか確認します。
4x2y−4x2z+y2z−y =(y−z)(4x2)−y+y2z =(y−z)(4x2−y2)