面積が $108 \text{cm}^2$ で、縦の長さが横の長さより $3 \text{cm}$ 長い長方形の対角線の長さを求める問題です。

代数学二次方程式因数分解幾何学長方形ピタゴラスの定理面積
2025/5/19

1. 問題の内容

面積が 108cm2108 \text{cm}^2 で、縦の長さが横の長さより 3cm3 \text{cm} 長い長方形の対角線の長さを求める問題です。

2. 解き方の手順

まず、横の長さを xcmx \text{cm} とおくと、縦の長さは (x+3)cm(x+3) \text{cm} と表せます。
長方形の面積は縦の長さと横の長さをかけたものなので、
x(x+3)=108x(x+3) = 108
という式が成り立ちます。
この式を展開して整理すると、
x2+3x108=0x^2 + 3x - 108 = 0
となります。
この2次方程式を解きます。因数分解を利用すると、
(x+12)(x9)=0(x+12)(x-9) = 0
となるので、x=12x = -12 または x=9x = 9 となります。
xx は長さを表すので、正の値である必要があります。したがって、x=9x = 9 となります。
横の長さは 9cm9 \text{cm} であり、縦の長さは 9+3=12cm9+3 = 12 \text{cm} となります。
長方形の対角線の長さを dcmd \text{cm} とすると、ピタゴラスの定理より、
d2=92+122d^2 = 9^2 + 12^2
d2=81+144d^2 = 81 + 144
d2=225d^2 = 225
d=225=15d = \sqrt{225} = 15
したがって、対角線の長さは 15cm15 \text{cm} です。

3. 最終的な答え

15cm15 \text{cm}

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