自然数 $n$ に関する命題「$n$は奇数 $\Rightarrow$ $10n+1$ は素数」が偽であることを、$n=5$ の場合に具体的に示すように空欄を埋める問題です。

数論素数命題反例整数の性質
2025/5/19

1. 問題の内容

自然数 nn に関する命題「nnは奇数 \Rightarrow 10n+110n+1 は素数」が偽であることを、n=5n=5 の場合に具体的に示すように空欄を埋める問題です。

2. 解き方の手順

与えられた命題が偽であることを示すためには、反例を見つければ良いです。つまり、nnが奇数であるにも関わらず、10n+110n+1が素数でないようなnnの値を見つけます。
問題文では、n=5n=5のときを考えるように指定されているので、n=5n=510n+110n+1に代入し、その値が素数かどうかを判断します。
n=5n=5のとき、10n+1=10×5+1=50+1=5110n+1 = 10 \times 5 + 1 = 50 + 1 = 51です。
515133で割り切れるため、51=3×1751 = 3 \times 17 となり、素数ではありません。したがって、n=5n=5は命題の反例となります。

3. 最終的な答え

n=5のとき,
10n + 1 = 10 * 5 + 1 = 51 = 3 * 17となり、51は素数ではない。
ゆえに、命題は偽である。

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