問題は、$a \neq 0$のとき、$a^2 + \frac{1}{a^2} \geq 2$ が成り立つことを証明することです。

代数学不等式相加相乗平均証明
2025/5/19

1. 問題の内容

問題は、a0a \neq 0のとき、a2+1a22a^2 + \frac{1}{a^2} \geq 2 が成り立つことを証明することです。

2. 解き方の手順

相加平均・相乗平均の関係を利用します。a2>0a^2 > 0 であることに注意します。
相加平均・相乗平均の関係から、
a2+1a22a21a2\frac{a^2 + \frac{1}{a^2}}{2} \geq \sqrt{a^2 \cdot \frac{1}{a^2}}
a2+1a221\frac{a^2 + \frac{1}{a^2}}{2} \geq \sqrt{1}
a2+1a221\frac{a^2 + \frac{1}{a^2}}{2} \geq 1
両辺に2を掛けると、
a2+1a22a^2 + \frac{1}{a^2} \geq 2
したがって、a2+1a22a^2 + \frac{1}{a^2} \geq 2 が成り立ちます。
また、等号が成り立つのは、a2=1a2a^2 = \frac{1}{a^2}のときです。
a4=1a^4 = 1
a2=1a^2 = 1
a=±1a = \pm 1

3. 最終的な答え

a2+1a22a^2 + \frac{1}{a^2} \geq 2a0a \neq 0)が成り立つ。

「代数学」の関連問題

$0^\circ \le \theta \le 180^\circ$ のとき、以下の三角関数に関する条件を満たす $\theta$ の値または範囲を求める。 (1) $2\sin^2 \theta -...

三角関数三角方程式三角不等式θsincostan
2025/5/19

与えられた式 $(x+1)^2 - 4(x+1) + 4$ を因数分解し、簡略化します。

因数分解二次式代数式
2025/5/19

与えられた式 $x^2 + 2xy - 3y^2 - 5x + y + 4$ を因数分解します。

因数分解二次式多項式
2025/5/19

与えられた12個の2次関数について、それぞれのグラフの頂点の座標と軸の方程式を求める。

二次関数平方完成頂点軸の方程式
2025/5/19

正の奇数を、第1群が1個、第2群が3個、第3群が5個というように群に分けて並べます。 (1) 第$n$群の最初の数を$n$の式で表してください。 (2) 735が第何群の何番目の数か求めてください。

数列群数列整数の性質シグマ
2025/5/19

与えられた不等式 $2\sqrt{\sqrt{16-x}-3} < x+2$ を解く。

不等式根号二次方程式代数
2025/5/19

与えられた式 $231^2 - 241 \times 221$ の値を計算します。

式の計算因数分解和と差の積
2025/5/19

3桁の正の整数Mがあり、百の位がa、十の位がb、一の位がcである。Mの百の位と一の位を入れ替えてできる数NはMより396小さい。 (1) a - c の値を求めなさい。 (2) (a, c) の組は全...

整数方程式桁数
2025/5/19

与えられた式 $(2a + b - 3c)^2$ を展開しなさい。

展開多項式公式
2025/5/19

3桁の整数Mがあり、百の位の数がa、十の位の数がb、一の位の数がcである。Mの百の位と一の位の数を入れ替えてできた整数Nは、Mより396小さい。このとき、a-cの値を求めよ。

整数方程式桁数
2025/5/19