連続する2つの整数の積が偶数になることを証明する問題です。$a$ が偶数の場合、$a(a+1)$ が偶数になることを証明します。穴埋め形式で、アとイにあてはまる式を答えます。

数論整数の性質証明偶数代入
2025/5/19

1. 問題の内容

連続する2つの整数の積が偶数になることを証明する問題です。aa が偶数の場合、a(a+1)a(a+1) が偶数になることを証明します。穴埋め形式で、アとイにあてはまる式を答えます。

2. 解き方の手順

まず、a=2na = 2na(a+1)a(a+1) に代入します。
a(a+1)=2n(a+1)a(a+1) = 2n(a+1)
次に、アの括弧の中身を求めます。a=2na = 2n より、a+1=2n+1a+1 = 2n+1 なので、
a(a+1)=2n(2n+1)a(a+1) = 2n(2n+1)
したがって、アには 2n+12n+1 が入ります。
次に、2n(2n+1)2n(2n+1) を展開します。
2n(2n+1)=4n2+2n2n(2n+1) = 4n^2 + 2n
さらに、4n2+2n4n^2 + 2n22 でくくります。
4n2+2n=2(2n2+n)4n^2 + 2n = 2(2n^2 + n)
したがって、イには 2n2+n2n^2 + n が入ります。

3. 最終的な答え

ア: 2n+12n+1
イ: 2n2+n2n^2+n

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