(i) 辺ADの長さを求める。
まず、三角形ABEに着目すると、AB=BE=4なので、三角形ABEは二等辺三角形である。
また、角BAC = 角CADである。
円に内接する四角形の性質より、角ADC = 180度 - 角ABCである。
三角形EABと三角形EDCは相似である。(角AEB = 角DEC、角EAB = 角ECD、角EBA = 角EDC)
よって、AE/DE = BE/CE = AB/CDとなる。
ここで、AE = 6, BE = 4, AB = 4なので、
DEAE=DE6 CEBE=CE4 CDAB=CD4 また、AE/DE = BE/CEより、6/DE=4/CE、よってCE=32DE 次に、EC = BC + BEであり、BC = EC - BEである。
また、AD = DE - AEであり、AD = DE - 6である。
三角形EABと三角形EDCの相似より、EA/ED = EB/EC = AB/DC
6/ED = 4/EC = 4/DC
ED = AD + 6であり、EC = BC + 4である。
∠BAC=∠CAD より、BC=CD (円周角と弦の関係) 4/EC=4/DCなので、EC=DC EC=BC+4より、DC=BC+4 BC=CD−4 BE∗EC=AE∗ED 4∗EC=6∗ED 2∗EC=3∗ED 2∗DC=3∗ED 2(BC+4)=3ED BC=CD−4 四角形ABCDが円に内接しているため、∠ABC+∠ADC=180° ∠EBA=∠EDCより、∠ABC=∠EDC ∠EDC+∠ADC=180°なので、E, D, Cは一直線上にある。 三角形EABと三角形EDCが相似なので、EC/EB = ED/EA
EC/4 = ED/6
3EC = 2ED
角BADの二等分線がCを通るので、方べきの定理より
EA×ED=EC×EB 6×ED=4×EC EC = BC + 4
ED = AD + 6
3(AD+6)=2(BC+4) 3AD+18=2BC+8 3AD=2BC−10 トレミーの定理より、AB * CD + BC * AD = AC * BD
4CD+BC∗AD=AC∗BD ∠BAC=∠CAD より, BC = CD EA/BE=DA/BC 6/4=AD/BC 3/2=AD/BC AD=23BC 3AD+10=2BCに代入すると 3(23BC)+10=2BC 29BC+10=2BC 25BC=−10 これはありえないので、他の方法で解く。
∠ABC+∠ADC=180∘ ∠ABE=∠ADEなので、 △ABE∼△DCE したがって, AE/DE=BE/CE=AB/DC 6/DE=4/CE=4/DC DC=BCなので、CE=BC BE∗EC=AE∗ED 4∗EC=6∗ED 2∗EC=3∗ED 2BC+8=3AD+18 2BC=3AD+10 BC/AD=2/3 より AD=(3/2)BC 2BC=3∗(3/2)BC+10 4BC=9BC+20 BC=−4 これはありえない. 三角形EABと三角形EDCは相似なので、EA/ED=AB/CDより、6/ED=4/CD、ED=3CD/2
また、EA/ED=EB/ECより、6/ED=4/(BC+4)、ED=6(BC+4)/4
3CD/2=6(BC+4)/4、CD=BC+4
∠BAC=∠CADよりCD = BC+