**(1) 四角形ABCD (1)の面積**
四角形ABCDは、三角形ABCと三角形ACDに分割できます。
* **三角形ABCの面積**:
辺AB = 3, 辺BC = 4, 角ABC = 30°なので、面積は
SABC=21×AB×BC×sin(∠ABC)=21×3×4×sin(30∘)=21×3×4×21=3 * **三角形ACDの面積**:
辺ACの長さを余弦定理を用いて求める。
AC2=AB2+BC2−2×AB×BC×cos(30∘)=32+42−2×3×4×23=9+16−123=25−123 AC=25−123 辺ACと辺CDと∠ACB+∠ACD=60∘から三角形ACDの面積を求める。 ∠ACBは余弦定理よりcos∠ACB=2×4×25−12342+(25−123)−32=825−12332−123=225−1238−33 ∠CADと∠ADCが不明のため、面積は求められない。 別解として、四角形ABCDは、三角形ADCと三角形ABCに分割できます。
* **三角形ADCの面積**:
辺AC = 5, 辺CD = 4, 角ACD = 60°なので、面積は
SACD=21×AC×CD×sin(∠ACD)=21×5×4×sin(60∘)=21×5×4×23=53 * **三角形ABCの面積**:
辺ACの長さを余弦定理を用いて求める。
AB2=AC2+BC2−2×AC×BC×cos(60∘)=52+42−2×5×4×21=25+16−20=21 AB=21 余弦定理を用いて∠BACを求める。 42=52+21−2×5×21×cos(∠BAC) 16=25+21−1021cos(∠BAC) 1021cos(∠BAC)=30 cos(∠BAC)=102130=213 よって面積は求めることができない。
**(2) 四角形ABCD (2)の面積**
四角形ABCDは、三角形ABDと三角形BCDに分割できます。
* **三角形ABDの面積**:
辺AB = 5, 辺BD = 6, 角ABD = 30°なので、面積は
SABD=21×AB×BD×sin(∠ABD)=21×5×6×sin(30∘)=21×5×6×21=215 * **三角形BCDの面積**:
辺BD = 6, 辺CD = 4, 角BDC = 60°なので、面積は
SBCD=21×BD×CD×sin(∠BCD)=21×6×4×sin(60∘)=21×6×4×23=63 したがって、四角形ABCDの面積は
SABCD=SABD+SBCD=215+63 **(3) 四角形ABCD (3)の面積**
四角形ABCDは、三角形ABDと三角形BCDに分割できます。
* **三角形ABDの面積**:
辺AB = 7, 辺BD = 15, 角ABD = 60°なので、面積は
SABD=21×AB×BD×sin(∠ABD)=21×7×15×sin(60∘)=21×7×15×23=41053 * **三角形BCDの面積**:
辺BDとBCの長さが15と与えられているため、二等辺三角形である。
辺BD = 15, 辺CD = 14, 角BCDは不明。
余弦定理を用いてBCの長さを求めることはできない。
四角形ABCDは、三角形ABCと三角形ADCに分割できます。
* **三角形ABCの面積**:
辺AB = 7, 辺BC = 15, 角ABC = 60°なので、面積は
SABC=21×AB×BC×sin(∠ABC)=21×7×15×sin(60∘)=21×7×15×23=41053 * **三角形ADCの面積**:
辺ACの長さを余弦定理を用いて求める。
AC2=AB2+BC2−2×AB×BC×cos(60∘)=72+152−2×7×15×21=49+225−105=169 3辺の長さがわかったので、ヘロンの公式を用いて面積を求める。
s=2AC+CD+DA=213+14+15=242=21 SADC=s(s−AC)(s−CD)(s−DA)=21(21−13)(21−14)(21−15)=21×8×7×6=3×7×23×7×2×3=24×32×72=22×3×7=4×21=84 したがって、四角形ABCDの面積は
SABCD=SABC+SADC=41053+84