$A \implies B$ を証明するために、対偶 $\neg B \implies \neg A$ が証明できたと仮定します。「$A$であるのに$\neg B$となるものがあった」と仮定すると、対偶が証明できているとき、「$A$であるのに(1)となるものがある」という矛盾が生じます。この(1)に当てはまる選択肢を選びます。
2025/5/20
1. 問題の内容
を証明するために、対偶 が証明できたと仮定します。「であるのにとなるものがあった」と仮定すると、対偶が証明できているとき、「であるのに(1)となるものがある」という矛盾が生じます。この(1)に当てはまる選択肢を選びます。
2. 解き方の手順
対偶 が証明できているとき、これは「もし ならば 」であることを意味します。つまり、「 ならば 」であるという前提が存在します。
いま、「であるのにとなるものがあった」と仮定しています。
もし(1)に が入ると、「であるのにとなるものがある」となり、ならばという前提から矛盾は生じません。
もし(1)に が入ると、「であるのにとなるものがある」となり、これは明らかに矛盾です。
もし(1)に が入ると、「であるのにとなるものがある」となり、これは仮定そのものであり、矛盾は生じません。
もし(1)に が入ると、「であるのにとなるものがある」となり、これは常に真であり、矛盾は生じません。
したがって、(1)に入るものとして適切なのは です。
なぜならば、 かつ は矛盾だからです。
3. 最終的な答え
a.