2変量正規分布のパラメータ $\mu_1 = 0$, $\mu_2 = 1$, $\sigma_1^2 = 1^2 = 1$, $\sigma_2^2 = 2^2 = 4$, $\rho = -0.3$ が与えられたとき、この分布の確率密度関数のグラフの等高線を表す図を選択する問題です。ただし図の選択肢は与えられていません。

確率論・統計学2変量正規分布確率密度関数等高線相関係数統計学
2025/5/20

1. 問題の内容

2変量正規分布のパラメータ μ1=0\mu_1 = 0, μ2=1\mu_2 = 1, σ12=12=1\sigma_1^2 = 1^2 = 1, σ22=22=4\sigma_2^2 = 2^2 = 4, ρ=0.3\rho = -0.3 が与えられたとき、この分布の確率密度関数のグラフの等高線を表す図を選択する問題です。ただし図の選択肢は与えられていません。

2. 解き方の手順

2変量正規分布の等高線は楕円になります。
楕円の中心は平均ベクトル (μ1,μ2)=(0,1)(\mu_1, \mu_2) = (0, 1) です。
σ1=1\sigma_1 = 1 より、XX軸方向の広がりは σ1\sigma_1 に比例し、σ2=2\sigma_2 = 2 より、YY軸方向の広がりは σ2\sigma_2 に比例します。したがって、YY軸方向の方がXX軸方向よりも2倍広がります。
相関係数 ρ=0.3\rho = -0.3 は負の値であるため、楕円は右肩下がりになります。つまり、XXが増加するとYYが減少し、XXが減少するとYYが増加する傾向があります。

3. 最終的な答え

図の選択肢がないため具体的な図を選択できませんが、等高線は中心が(0,1)で、Y軸方向にX軸方向の2倍の広がりを持ち、右肩下がりの楕円になります。

「確率論・統計学」の関連問題

6種類の異なる料理から4種類を選び、円形のテーブルの上に並べる方法は何通りあるかを求める問題です。

組み合わせ順列円順列場合の数数え上げ
2025/5/20

AさんとBさんの5回分のテストの得点が与えられています。それぞれの得点の分散を求める問題です。

分散統計平均偏差
2025/5/20

50人の人に2問のクイズa, bを出題した。aを正解した人は27人、bを正解した人は13人、aとbの両方を正解した人は4人である。 (1) aとbの少なくとも一方を正解した人は何人か。 (2) aもb...

集合包含と排反の原理確率
2025/5/20

男子4人、女子2人が1列に並ぶとき、以下の並び方は何通りあるか。 (1) 男子4人が続いて並ぶ場合 (2) 女子2人が隣り合う場合

順列組み合わせ場合の数
2025/5/20

大小2個のサイコロを同時に投げるとき、目の和が(1)5以下の奇数になる場合と、(2)4の倍数になる場合について、それぞれの場合の数を求める。

確率組み合わせサイコロ約数順列場合の数
2025/5/20

あるクラス36人において、数学と英語の試験の結果が与えられている。数学に合格した人数、英語に合格した人数、両方に合格した人数がそれぞれ与えられている。 (ア) 数学または英語に合格した人数を求める。 ...

集合場合の数ベン図包除原理
2025/5/20

問題は、2変量正規分布を仮定し、パラメータを最尤推定した場合に、与えられた統計量(XとYの期待値、分散、相関係数)に基づいて、推定された分布の密度関数の等高線を表す図として適切なものを選ぶことです。こ...

多変量正規分布最尤推定等高線期待値分散相関係数
2025/5/20

与えられたデータ(X, Y のサンプル)を用いて、X と Y の周辺分布の期待値と分散、および X と Y の相関係数の最尤推定値を求めます。母集団分布は2変量正規分布に従うと仮定します。

期待値分散相関係数最尤推定2変量正規分布
2025/5/20

与えられたデータは、母集団分布からのランダムサンプリングによるXとYの独立なサンプルです。母集団分布が2変量正規分布であると仮定したとき、以下の最尤推定値を求めます。 * Xの周辺分布の期待値 * Y...

最尤推定二変量正規分布期待値分散相関係数統計的推測
2025/5/20

与えられたデータ $X$ と $Y$ の独立なサンプルに基づいて、2変量正規分布を仮定したときの、周辺分布の期待値、分散、および $X$ と $Y$ の相関係数の最尤推定値を求めます。

2変量正規分布最尤推定期待値分散相関係数統計
2025/5/20