与えられたデータに基づいて、以下の手順で最尤推定値を計算します。
(1) Xの(周辺分布の)期待値:
Xˉ=103.14+0.76−0.52+0.54−0.23+1.29+1.63+3.89+2.41+1.32=1014.23=1.423 小数第3位で四捨五入して、小数第2位まで求めると、1.42
(2) Yの(周辺分布の)期待値:
Yˉ=100.96+1.25+0.35+2.97+4.24+1.38−1.76+5.73+5.43+0.30=1020.85=2.085 小数第3位で四捨五入して、小数第2位まで求めると、2.09
(3) Xの(周辺分布の)分散:
SX2=n−1∑i=1n(Xi−Xˉ)2 SX2=10−1(3.14−1.423)2+(0.76−1.423)2+(−0.52−1.423)2+(0.54−1.423)2+(−0.23−1.423)2+(1.29−1.423)2+(1.63−1.423)2+(3.89−1.423)2+(2.41−1.423)2+(1.32−1.423)2 SX2=92.95+0.44+3.77+0.78+2.73+0.018+0.047+6.09+0.97+0.011=917.806=1.978 小数第3位で四捨五入して、小数第2位まで求めると、1.98
(4) Yの(周辺分布の)分散:
SY2=n−1∑i=1n(Yi−Yˉ)2 SY2=10−1(0.96−2.085)2+(1.25−2.085)2+(0.35−2.085)2+(2.97−2.085)2+(4.24−2.085)2+(1.38−2.085)2+(−1.76−2.085)2+(5.73−2.085)2+(5.43−2.085)2+(0.30−2.085)2 SY2=91.26+0.697+2.99+0.78+4.64+0.497+14.78+13.28+11.20+3.20=953.324=5.925 小数第3位で四捨五入して、小数第2位まで求めると、5.93
(5) XとYの相関係数:
X と Y のサンプル共分散を計算し、相関係数を計算します。 Cov(X,Y)=n−1∑i=1n(Xi−Xˉ)(Yi−Yˉ) Cov(X,Y)=9(3.14−1.423)(0.96−2.085)+(0.76−1.423)(1.25−2.085)+(−0.52−1.423)(0.35−2.085)+(0.54−1.423)(2.97−2.085)+(−0.23−1.423)(4.24−2.085)+(1.29−1.423)(1.38−2.085)+(1.63−1.423)(−1.76−2.085)+(3.89−1.423)(5.73−2.085)+(2.41−1.423)(5.43−2.085)+(1.32−1.423)(0.30−2.085) Cov(X,Y)=9−1.96+0.55+3.53−0.77−3.54+0.091−0.80+8.93+3.31+0.19=99.511=1.057 相関係数は r=SXSYCov(X,Y) で計算されます。 r=1.9785.9251.057=11.7191.057=3.4231.057=0.308 小数第3位で四捨五入して、小数第2位まで求めると、0.31