父、母、息子2人、娘1人が円形のテーブルに向かって座る時、女性が隣り合わない座り方は何通りあるか。

確率論・統計学順列円順列場合の数組み合わせ
2025/5/20

1. 問題の内容

父、母、息子2人、娘1人が円形のテーブルに向かって座る時、女性が隣り合わない座り方は何通りあるか。

2. 解き方の手順

まず、円順列の総数を考えます。
全体で6人なので、円順列の総数は (61)!=5!=120(6-1)! = 5! = 120 通りです。
次に、女性が隣り合う場合を考えます。
女性(母と娘)を1つのグループとして考え、父と息子2人と合わせて5つのグループとして円順列を考えると、(51)!=4!=24(5-1)! = 4! = 24 通りです。
さらに、母と娘の座る位置を入れ替えることができるので、この場合は 24×2=4824 \times 2 = 48 通りとなります。
したがって、女性が隣り合わない座り方は、全体の座り方から女性が隣り合う座り方を引けば求められます。
しかし、この考え方では、全体から女性が隣り合う場合を引くという方針で複雑になります。
別の方法を考えます。
まず、男性(父、息子2人)を円形に並べます。
これは (31)!=2!=2(3-1)! = 2! = 2 通りです。
次に、男性の間に女性(母、娘)を座らせます。
男性の間の3つの席から2つを選んで女性を座らせる方法は 3P2=3×2=6{}_3 P_2 = 3 \times 2 = 6 通りです。
したがって、女性が隣り合わない座り方は 2×6=122 \times 6 = 12 通りです。

3. 最終的な答え

12

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