AさんとBさんの5回分のテストの得点が与えられています。それぞれの得点の分散を求める問題です。

確率論・統計学分散統計平均偏差
2025/5/20

1. 問題の内容

AさんとBさんの5回分のテストの得点が与えられています。それぞれの得点の分散を求める問題です。

2. 解き方の手順

分散を求めるには、以下の手順で行います。

1. 平均を計算する。

2. 各データと平均との差(偏差)を計算する。

3. 偏差の二乗を計算する。

4. 偏差の二乗の平均を計算する。これが分散です。

まず、Aさんの得点について計算します。
Aさんの得点は、6, 7, 9, 3, 5 です。

1. Aさんの平均:

(6+7+9+3+5)/5=30/5=6 (6 + 7 + 9 + 3 + 5) / 5 = 30 / 5 = 6

2. Aさんの偏差:

6 - 6 = 0
7 - 6 = 1
9 - 6 = 3
3 - 6 = -3
5 - 6 = -1

3. Aさんの偏差の二乗:

0^2 = 0
1^2 = 1
3^2 = 9
(-3)^2 = 9
(-1)^2 = 1

4. Aさんの分散:

(0+1+9+9+1)/5=20/5=4 (0 + 1 + 9 + 9 + 1) / 5 = 20 / 5 = 4
次に、Bさんの得点について計算します。
Bさんの得点は、8, 6, 5, 2, 4 です。

1. Bさんの平均:

(8+6+5+2+4)/5=25/5=5 (8 + 6 + 5 + 2 + 4) / 5 = 25 / 5 = 5

2. Bさんの偏差:

8 - 5 = 3
6 - 5 = 1
5 - 5 = 0
2 - 5 = -3
4 - 5 = -1

3. Bさんの偏差の二乗:

3^2 = 9
1^2 = 1
0^2 = 0
(-3)^2 = 9
(-1)^2 = 1

4. Bさんの分散:

(9+1+0+9+1)/5=20/5=4 (9 + 1 + 0 + 9 + 1) / 5 = 20 / 5 = 4

3. 最終的な答え

Aさんの分散は4、Bさんの分散は4です。

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